close

2022.04.12

選手情報

肋骨を疲労骨折中のナダル、バルセロナ大会欠場か。復帰時期は未定

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

Photo by Getty Images

ナダル、全仏オープン出場に向けマドリードかローマで復帰か

現在、肋骨の疲労骨折の回復に努めている世界ランク4位のラファエル・ナダル(スペイン)が、過去12度制している「バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル」(4月18日~24日/スペイン・バルセロナ/ATP500)を欠場するとスペイン紙『マルカ』が報じている。

【動画】ナダルとアルカラスの激しいラリー戦をコートレベルの視点でチェック

今年の全豪オープンで男子では史上最多21度目のグランドスラム優勝を果たしたナダル。その後も白星を重ね、シーズン開幕からなんと20連勝。ATPマスターズ1000インディアンウェルズ大会の決勝では、テイラー・フリッツ(アメリカ/同13位)に敗れたものの、3大会連続優勝を果たした。

そのナダルは、インディアンウェルズ大会準決勝のカルロス・アルカラス(スペイン/同11位)戦で胸を抑えるシーンがあり、大会後の検査で肋骨を疲労骨折していると判明。全治4~6週間と診断されたという。

そのため、得意のクレーコート・シーズンが開幕したが、最初のビッグトーナメントである「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(モナコ・モンテカルロ/ATPマスターズ1000)を欠場。さらに、12回の優勝を味わっている「バルセロナ・オープン」も欠場する見込みとなっている。

当初の診断が全治4~6週間だったことを考えれば、欠場しても不思議ではない。順調にいけば、5月1日に開幕する「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/ATPマスターズ1000)でカムバックする可能性もあり、その翌週には「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/ATPマスターズ1000)が控えている。

2005年の初出場以来、17年連続で全仏オープンに出場してきたナダル。だが、一度も前哨戦を戦わずに全仏オープンへ臨んだことはなく、“クレー・キング”と言えども全仏オープンにピークを持っていくためには重要な大会のはず。果たして怪我の回復を第一に進め、今年の全仏オープンで14度目のタイトルを獲得となるのだろうか。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録