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2022.05.11

選手情報

引退を発表しているツォンガとシモンが全仏OPのワイルドカードを獲得

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フランステニス界を牽引したツォンガとシモンが最後の全仏オープンに臨む

5月22日から6月5日まで行われる全仏オープンは、ワイルドカード(主催者推薦)を発表。今大会で現役を引退するジョー・ウィルフリード・ツォンガ(フランス/世界ランク263位)や、今シーズン限りでの引退を発表したジル・シモン(フランス/同160位)、ルカ・プイユ(フランス/同165位)らに与えた。

【SNS】引退を発表したツォンガとシモンのツイート

4月に「頭では“まだプレーできる”と言いながら、同時に体が“これ以上は無理だ”と言っている」と、ローランギャロスでのプレーを最後に引退するとしている37歳のツォンガ。

2004年のプロ転向後、ツアー通算18度のタイトルを獲得し、自己最高ランキングは5位。2008年の全豪オープンではノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れたものの準優勝し、最後の大会となる全仏オープンでは2013年、2015年と2度のベスト4入りを果たしている。

また、元世界ランク6位で37歳のシモンは、8日に「魔法をかけられたような、素晴らしく非日常的な冒険の時間だった。今年の年末に終える予定だ。すべての方に、心から感謝したい。悲しみも後悔もない。あるのは、すべての試合で、最後まで自分の持っているものをすべて注ぎ込もうという意志だけだ」と、今シーズン限りで引退すると発表。

2002年のプロ転向後、ツアー通算14勝を挙げ、2017年の男子国別対抗戦「デビスカップ」では、16年ぶりの優勝メンバーとして、ツォンガとともにフランステニス界を長年にわたって牽引してきたシモンの最後の全仏オープンとなる。

そのほか、元世界ランク10位のプイユやコランタン・ムーテ(同126位)、マニュエル・ギナール(同158位)、グレゴワール・バレール(同210位)らフランス選手がワイルドカードを獲得している。

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