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2022.05.12

選手情報

ダニエル太郎、チャンスで取りきれずチャレンジャー大会は2回戦敗退

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粘りを見せたが、フルセットの末に敗戦

5月11日、ATPチャレンジャーツアー「BNPパリバ・プリムローズ」(フランス・ボルドー/クレー)シングルス2回戦が行われ、ダニエル太郎(エイブル/世界ランク103位)はパーヴェル・コトフ(同156位)と対戦。5-7、6-3、3-6で敗れた。

【動画】大会前に行った元世界30位ハーセと練習の様子

4月下旬、昨年ベスト4入りと相性の良い「セルビア・オープン」(セルビア・ベオグラード/ATP250)に出場したダニエルだが、今年はベスト8で敗退。その後、“クレーキング”ラファエル・ナダル(スペイン/同4位)と練習して、「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/ATPマスターズ1000)の予選に挑む予定だったが、予想以上にカットラインが上がったため、ドローに入れず。そして迎えた今大会初戦は、予選勝者のジョアン・メネゼス(ブラジル/同284位)に対して安定感あるプレーを披露し、6-2、6-1で勝利している。

迎えた2回戦、試合はダニエルのサーブから スタート。しかし、相手の好ショットもあって0-40といきなりピンチを迎える。ファーストサーブを入れて2本凌いだものの、30-40で痛いダブルフォールト。先にブレークされてしまう。その後、第6ゲームでブレークバックに成功したダニエルだが、5オールで迎えたサービスゲームでまたもブレークを許し、5-7でセットを先取される。

第2セットは、互いにキープが続く展開となるが、第6ゲームでダニエルが先にブレークに成功。このセットはブレークポイントを与えることなく、6-3で取り返す。

勝負の第3セット、第1ゲームで5度のブレークポイントを作るが、あと1ポイントを奪取できず。すると、その後チャンスは訪れず。逆に3-4で迎えたサービスゲームでラブゲームでブレークを許して3-6、悔しいフルセット負けとなった。

この試合、互いにブレークポイントは12本あったが、ダニエルが2ブレーク、相手は3ブレークとチャンスでのわずかな差が勝敗を分ける結果となった。

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