close

2022.05.12

選手情報

ワウリンカ、世界1位ジョコビッチとの26度目の対戦に「良いチャレンジになる」[BNLイタリア国際]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

Photo by Getty Images

ワウリンカ、3回戦でジョコビッチと2019年USオープン以来の対戦

現地5月11日、「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/ATPマスターズ1000)シングルス2回戦が行われ、スタン・ワウリンカ(スイス・世界ランク361位)が、ラスロ・ジェレ(セルビア/同58位)を7-6(8)、3-6、6-4で下し、3回戦に進出。次戦のノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)との試合について、「良いチャレンジになる」と語った。

【動画】ワウリンカ、ドロップショットで相手を揺さぶり3回戦進出 マッチハイライト

この日の試合、互いにブレークなく接戦となった第1セットをタイブレークの末に奪ったワウリンカは、第2セットも先にチャンスを奪う。だが、5本のブレークポイントをものにできず、反対に第8ゲームでブレークを許し、試合は最終セットへ。

先にリードされたワウリンカだったが、ベテランらしい粘りのテニスで追いつくと、5-4のリターンゲームで5度目のマッチポイントを制し、1回戦に続いてフルセットマッチをものにした。

試合後、ワウリンカは「厳しい戦いだったが素晴らしい雰囲気だった。あのような試合をするのは良いことだ。僕にはこのような試合が必要で、競争が必要。この感覚を練習することはできないよ。緊張、ストレス、試合中の感覚、体の反応は練習することができない」と、実戦だからこそ得られるものがあったとした。

3回戦では、2019年のUSオープン4回戦以来、26度目の対戦となるジョコビッチ。クレーコートでは、ワウリンカが優勝した2015年の全仏オープン決勝以来となる。

現在、2連勝中だが通算対戦成績では6勝19敗としているワウリンカ。しかし、怪我から復帰間もないこともあり、「まだ自分が望むような位置にいない。試合、練習が必要だ。フィットネスにも時間を割く必要がある」と、ジョコビッチとの対戦が難しい戦いになるとわかっている。

それでも「彼と対戦するのは良いチャレンジだ。あのレベルでプレーする準備ができていると思わないけど、面白そうだ。これからの数ヵ月はそういった試合をこなしていかないといけない」と、これから先の戦いを見据えて意味のある戦いであるとした。

ジョコビッチとの3回戦は、12日センターコート第4試合(日本時間20時以降に第2試合開始予定)に組まれている。果たしてどのような一戦になるのだろうか。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録