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2022.05.16

選手情報

世界1位のシフォンテク、5大会連続優勝! 勝利の瞬間には涙流す「緊張とストレスから解放された」[BNLイタリア国際]

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Photo by Getty Images

シフォンテク、2月から負けなしの28連勝! 「自分とチームを誇りに思う」

現地5月15日、「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/WTA1000)シングルス決勝が行われ、世界ランク1位のイガ・シフォンテク(ポーランド)が、同7位のオンス・ジャバー(チュニジア)を6-2、6-2で下し、大会連覇を達成。5大会連続優勝で連勝を28に伸ばした。

【動画】シフォンテク、ジャバーを下し5大会連続優勝の快挙 マッチハイライト

決勝まで1セットも落とさず勝ち抜いてきた昨年優勝者のシフォンテクは、序盤からスピンの効いた力強いショットでジャバーにプレッシャーをかけ続け、2度のブレークに成功。ピンチを迎えることなく、第1セットを6-2で奪う。第2セットでもその勢いは止まらず、一気に4ゲームを連取。

その後、第5ゲームでこの試合初めてのブレークを許したものの、5-2で迎えた第8ゲームでこのセット3度目のブレーク。ストレートで下し、セットを落とさない完全優勝で大会連覇を達成した。

2月の「カタール・トータルエナジー・オープン」(カタール・ドーハ)から「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ)、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ)と3つのWTA1000大会を制すと、母国で行われた「ビリー・ジーン・キング・カップ予選 ポーランド対ルーマニア」でも負けなしの2勝。

得意のクレーコート・シーズンに入っても「ポルシェ・テニス・グランプリ」(ドイツ・シュツットガルト/WTA500)と今大会の優勝で、連勝を28に伸ばしている。

勝利の瞬間、「1週間の緊張とストレスから解放された」とコートにひざまずいて涙を流したシフォンテクは、「自分自身を誇りに思っているわ。最初の頃は、このまま連勝を続けることができるのかわからなかった」と自分でもこれほど勝てるとは思っていなかったと言う。

だが、「本当に一歩一歩、正しいことに集中し、それが今週の成功につながったと思うと、とてもうれしい。自分自身とチームを本当に誇りに思う」と、大会期間中にも少しずつ成長することができたと語った。

次戦は2020年に初めてのグランドスラムタイトルを手にした全仏オープン。「他の大会と同じようにやっていくつもりよ。試合と試合の間に休みがあって、少しハードにはなるけど私はグランドスラムのリズムが好き。これまでやってきたように、一歩一歩、次の試合のことを考えてやっていこうと思う」と先を見ず、目の前の試合に集中していきたいとした。

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