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2022.05.18

選手情報

親子で優勝を成し遂げたジョコビッチ、“子供から学ぶところがある”と興味深い発言

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写真提供:ゲッティ イメージズ

「彼を見ていると、自分にもあった純粋なエネルギーを思い出すんだ」

5月17日、ATPオフィシャルサイトが紹介したのは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク1位)の親子の話。現地15日、「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/ATPマスターズ1000)で、ノバクは史上最多38度目のマスターズタイトルを手にしたことは記憶に新しいが、同日、息子のステファン君(7歳)も人生初のクラブ大会で優勝を果たしたのだという。

【画像】ジョコビッチとステファン君の写真がこちら

「とても小さなクラブの大会だけどね。結果はどうでもいいんだ。それは二の次だし、彼のプレーを見られてよかったよ。初めての公式戦や試合は、いつまでも懐かしく思い出に残るもの。だから、コートで楽しんでほしかったんだ」と語ったジョコビッチは、家族全員でステファン君を応援したのだという。

さらに「(大会の前)数日は、試合の前にやるべきことを話していたんだ。僕は彼をこの世界に導いているようなもの。どう反応するかは興味深いよ。助けになると思うことは話したい。といっても、僕はテニスをするよう強制は一度もしていないよ。純粋に、テニスをやりたいという気持ちを持っているんだ。昨晩、彼は遅くまで起きていて、素振りや動きを見せてくれたりして、とても楽しそうだった。そういうのを見ていると、とてもおもしろいね。僕もそうだった。プレーする喜び、愛を感じたよ」と、少々親バカっぽい発言もしているジョコビッチ。

また 「僕は、インナーチャイルド(自分の中の子供の部分)を忘れがちだから、そのエネルギーをプラスにしようとしているよ。もちろん、これは仕事だから、規律は守らなければならない。でも、時々、我々は人生を真剣に考えすぎてしまうんだ。彼を見ていると、自分にもあった純粋なエネルギーを思い出すんだ」と述べ、“子供から学ぶところがある”と興味深い発言もしている。

ツアー通算1001勝を手にし、大会6度目となるBNLイタリア国際での優勝の裏には、我が子から得たヒントがあったのかもしれない。

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