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2022.05.26

選手情報

世界2位メドベデフ、壁のような驚異の粘りで世界56位の心を粉砕。ストレート勝利で2年連続3回戦進出[全仏オープン]

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Photo by Getty Images

メドベデフがストレート勝利で2年連続3回戦進出

現地5月26日、「全仏オープン」男子シングルス2回戦が行われ、第2シードのダニール・メドベデフ(世界ランク2位)は、ラスロ・ジェレ(セルビア/同56位)と対戦。6-3、6-4、6-3で下し、昨年に続いて3回戦進出を果たした。

【動画】堅い守備からメドベデフの強烈なカウンターショット

ヘルニアの手術を受けるため休養した後、前週行われた「ジュネーブ・オープン」(スイス・ジュネーブ/ATP250)で復帰を果たし、今大会がクレーコート・シーズン2大会目となるメドベデフ。

初戦で、ファクンド・バグニス(アルゼンチン/同103位)を6-2、6-2、6-2で快勝すると、この日もストレート勝利で昨年に続いて3回戦進出を果たした。

第1セット、ジェレの揺さぶりに苦戦し、第1ゲームでブレークを許したメドベデフは、なかなかリズムがつかめない。だが、ジェレもチャンスボールを続けてミスし、第4、第6ゲームとブレーク。メドベデフが6-3で奪う。

コート深くにポジションを取り、ディフェンシブに戦うメドベデフは、第2セットでも互いに1度ずつブレークして迎えた第9ゲームで、再びリードを奪って6-4でセットを連取。

勝利まであと1セットとした第3セットには、ジェレのサービスゲームとなった第3ゲームで、コート最後方にある看板にぶつかるまで下がってしつこく返球。ジェレのミスを引き出すと、11度のデュースの末にブレークし、16分にも及ぶロングゲームを制した。

疲労の色を隠しきれないジェレは短いポイントで決めに行くも、メドベデフは変わらず広い守備範囲でロングラリーに持ち込む。ジェレに反撃を許さず、第9ゲームもブレークし6-3で締めて2年連続で3回戦に進出。2020年USオープンからグランドスラム7大会連続で3回戦進出を果たした。

3回戦でメドベデフは、第28シードのミオミール・ケツマノビッチ(セルビア/同31位)と対戦。ケツマノビッチは、2回戦でアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同42位)を4-6、7-5、6-2、6-1で下している。


■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

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