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2022.05.28

選手情報

女王シフォンテクは31連勝なるか!? 大会7日目の見どころ[全仏オープン]

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今日も見逃せない試合がズラリ!

5月28日、「全仏オープン」大会7日目、女子第1シードで現在30連勝中のイガ・シフォンテク(ポーランド/世界ランク1位)、男子第2シードのダニール・メドベデフ(同2位)、前回準優勝の第4シード、ステファノス・チチパス(ギリシャ/同4位)らが登場。ダブルスに、マクラクラン勉(イカイ)、土居美咲(ミキハウス/同150位)、柴原瑛菜(橋本総業HD/同8位)が登場する。

【表】“注目試合がずらり” 全仏オープン7日目試合予定

2020年大会女王シフォンテクは、センターコート「コート・フィリッピ・シャトリエ」第1試合(日本時間19時開始)で登場。ダンカ・コビニッチ(モンテネグロ/同95位)と対戦する(初対戦)。1回戦、予選勝者のレシア・ツレンコ(ウクライナ/同119位)にわずか54分で 6-2、6-0、2回戦アリソン・リスケ(アメリカ/同43位)に6-0、6-2で1時間1分といずれも圧勝で3回戦に勝ち上がってきているシフォンテク。3回戦も圧勝となるか?

メドベデフはコート「スザンヌ・ランラン」第2試合に登場。第28シードのミオミール・ケツマノビッチ(セルビア/同31位)と対戦する。1回戦でラスロ・ジェレ(セルビア/同56位)、2回戦でファクンド・バグニス(アルゼンチン/同103位)と2試合連続ストレート勝ちを収め、2年連続2回目の3回戦進出を決めたメドベデフ。本日は初の16強入りを目指しての戦いとなる。
同コート第4試合では、チチパス対ミカエル・イマー(スウェーデン/同95位)が行われる。イマーの身体能力はツアー屈指。チチパスも苦労することになるかもしれない。

「コート・シモーネ・マチュー」第1試合(日本時間18時開始)で行われるのは、第11シードのヤニック・シナー(イタリア/同12位)対マッケンジー・マクドナルド(アメリカ/同60位)。今大会、19歳のカルロス・アルカラス(スペイン/同6位)が大きな話題となっているが、20歳のシナーも注目すべき存在。全仏初出場となった一昨年がベスト8、昨年が4回戦とこの大会は相性の良いだけに、3回戦の戦いも楽しみである。

同コートでは第3試合、第12シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド/同13位)とダビド・ゴファン(ベルギー/同48位)の試合も見応えあるものとなりそうだ。元世界7位のゴファンは、昨年9月、ヒザの治療のために早めにシーズン終了を宣言。一時は74位まで順位を下げたが、今年4月にATP250「ハッサン2世グランプリ」で1年2ヵ月ぶりの優勝。さらに全仏オープン前哨戦のATPマスターズ1000「ムチュア・マドリード・オープン」では敗れはしたものの、ラファエル・ナダル(スペイン/同5位)からマッチポイントを握るなど、復調してきている。

そのほか、センターコート第3試合に出場するジル・シモン(フランス/世界ランク158位)の試合も注目だ。今シーズン限りでの引退を表明している元世界ランク6位は、今回が最後の全仏オープンとなる。その最後の舞台で、第16シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/同18位)、スティーブ・ジョンソン(アメリカ/同92位)を破って4年ぶりの3回戦進出。観客は全力でシモンの応援をするはず。またも勝利となるか?

そして日本人選手の試合は、3選手4試合が行われる。
コート14第3試合では、女子ダブルス2回戦に土居美咲(ミキハウス/同150位)/アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア/同148位)が登場。コート13では、柴原瑛菜(橋本総業HD/同8位)がダブルヘッダーに挑む。第1試合(日本時間18時開始)では、エイジア・ムハンマド(アメリカ/同38位)とのペアで女子ダブルス2回戦、第3試合ではウェズレイ・クールホフ(オランダ)とのペアでミックスダブルス2回戦に出場。さらにマクラクラン勉(イカイ)もコート6第2試合でハオチン・チャン(台湾)とのミックスダブルス2回戦に挑む。



■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

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写真=田沼武男