close

2022.06.03

選手情報

国枝慎吾、大谷桃子がダブルスでベスト4入り。小田凱人はスペインペアに敗れる[全仏オープン車いすテニス]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

国枝慎吾が2年ぶり、大谷桃子が3年ぶりに全仏でダブルス勝利

現地6月2日、「全仏オープン」車いすテニス男女ダブルス準々決勝が行われ、国枝慎吾(ユニクロ/男子ダブルス世界ランク7位)、大谷桃子(かんぽ生命保険/女子同13位)らが準決勝に進出を果たした。

【画像】シングルス決勝&ダブルス準決勝進出を喜んだ国枝慎吾のツイート

今年の全豪オープン準優勝ペアの国枝/グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン/同5位)は、トム・エフベリンク(オランダ/同11位)/ヨアキム・ジェラード(ベルギー/同6位)と対戦。

国枝/フェルナンデスは、短いショットや角度のあるショットで相手を前後左右に動かしていくと、相手のポジションのずれを把握し、的確なショットを放ってポイントを獲得。第1セットを6-3で奪うと、第2セットは相手に1ゲームも与えず6-3、6-0で準決勝進出を果たした。

準決勝では、東京パラリンピックで金メダルを獲得した第2シードのステファン・ウデ(同3位)/ニコラス・パイファー(同4位)のフランスペアと対戦する。

なお、地元フランスのギルヘム・ラジェ(同18位)と組んだ16歳の小田凱人(東海理化/同16位)は、スペインのダニエル・カバルザチ(同12位)/マルティン・デラプエンテ(同9位)に2-6、5-7で敗れている。

女子ダブルスでは、大谷がジュ・ジェンジェン(中国/同7位)と組んで出場。ダナ・マシューソン(アメリカ/同6位)/ルーシー・シューカー(イギリス/同4位)との準々決勝では、高い弾道でコート深くに配球し相手のミスを引き出す。また、チャンスボールでは速いタイミングで叩いて隙を与えず6-2、6-1のストレートで準決勝進出を果たした。

準決勝では、第1シードのディーデ・デグロート(同1位)/アニーク・ファンクート(同2位)のオランダペアと対戦する。

また、上地結衣(三井住友銀行/同3位)はコタツォ・モンジャニ(南アフリカ/同5位)と組んで第2シードに。準々決勝はシードとなっており、準決勝より登場する。


■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

【特集】全仏オープン2022の記事はこちら

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma