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2022.06.08

選手情報

ズベレフが手術決定と報告、再検査で靭帯3本の断裂が判明「今まで以上に強くなれるように頑張ります」

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母国での再検査の結果、手術を受けることになったズベレフ

6月8日、世界ランク3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は、インスタグラムに動画を投稿。母国で再検査を行った結果、右足首の外側の靭帯3本すべてが断裂していることがわかったため、手術を受けることになったと報告した。

【動画】“皆さんに改めて感謝します”手術の報告をしたズベレフの投稿がこちら

投稿にはベッドでサムアップしている写真とメッセージ動画があり、ズベレフは「私たちには、人生の旅路があります。これは私の旅の一部。来週には世界ランキング2位というキャリアハイを更新する予定ですが、手術を受けることが決まりました。ドイツでさらに検査をした結果、右足首の外側の靭帯3本すべてが断裂していることがわかりました。一日も早く競技に復帰するため、靭帯をしっかり治し、足首を完全に安定させるためには手術が最善の選択でした。これからリハビリが始まりますが、今まで以上に強くなれるように頑張ります。たくさんのメッセージをいただきました。大変な時期に応援してくださった皆さんに改めて感謝します」と、早く復帰するため、足首をしっかり治すために手術をすると綴っている。

6月4日の投稿では「皆さん、こんにちは。今帰国の途についているよ。最初のメディカルチェックで右足の外側靭帯を何本か切ってしまったようなんだ」と報告していたが、くるぶしの前後下部にある前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯3本共に断裂してしまっていたようだ。復帰予定については明かされていないが、同箇所の手術の場合、運動再開まで3ヵ月程度かかるという報告もあり、8月末から開催のUSオープン出場も黄色信号が灯る。

先日の「全仏オープン」でベスト4に入ったズベレフは、現地3日に行われた準決勝でナダルと対戦。第1セットを6(8)-7で落としたものの、第2セット6-5で迎えたナダルのサービスゲームで、ズベレフはフォアハンドを放ち、右足を着地しようとしたところ、つま先が地面に引っ掛かり転倒。右足首を激しく捻ってしまうと、声を上げて悶絶し、車いすに乗せられてコート外で治療を受けたがプレーは続けることはできず。杖をついて再びコートに姿を見せ、無念の途中棄権となった。

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写真=田沼武男