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2022.06.14

選手情報

元世界No.1バーティが氷が浮くプールにドボン! 筋萎縮性側索硬化症のチャリティー企画に参加「テニスよりもうまくやりたかったんだけどね(笑)」

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着ぐるみを着て見事なダイブを見せたバーティ

6月13日、元世界No.1で3月23日に25歳の若さで突如引退したアシュリー・バーティ(オーストラリア)が、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者のためのチャリティーイベントで一肌脱いだ。滑り台を使って氷が浮く冷たいプールに飛び込んだのだ。

【動画】“元世界No.1”バーティが着ぐるみを着て氷が浮くプールにダイブ

同日行われたのは「Fight MNDチャリティー」のイベント。2014年にALSを発病したオーストラリアン・フットボールの伝説的選手、ニール・ダニハーの発案でスタートした啓発活動で、今年で8回目の開催となる。バーティは各界の有名人9名と共に参加。ディズニーアニメ『ライオンキング』に登場するラフィキの着ぐるみを着てシンバのぬいぐるみを持って、滑り台から氷が浮く冷たいプールに見事ダイブした。

「素晴らしい1日だね。ALSの認識を高めることができる素晴らしい理由がある。イベントに参加できたこと、ニールの活動を手伝えることがうれしいわ」と語ったバーティ。しかし、個人的には今ひとつの飛び込みだったのか「テニスよりもうまくやりたかったんだけどね(笑)」と語って笑いを誘った。

同イベントでは、目標額だった200万豪ドル(約1.9億円)の寄付を集めることに成功したうえ、ダニエル・アンドリュース州首相から25万豪ドル(約2340万円)が寄付されるなど、チャリティーは大成功となったという。

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写真=田沼武男