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2022.06.20

選手情報

ベレッティーニがクィーンズ大会を2連覇! 復帰から2週連続のタイトル獲得でウィンブルドンに弾み[シンチ選手権]

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Photo by Getty Images

ベレッティーニ「いろんな感情があるよ」

6月19日、「シンチ選手権」(イギリス・ロンドン/ATP500)シングルス決勝が行われ、第2シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/世界ランク10位)が、フィリップ・クライノビッチ(セルビア/同48位)を7-5、6-4で下し、大会2連覇を達成した。

【動画】ベレッティーニが豪打でクライノビッチを抑えて大会2連覇! マッチハイライト

第1セットは互いに1ブレークずつしたが、ベレッティーニのストロークが次第にパワーアップ。5-5で迎えた第11ゲームで2度目のブレークに成功し、7-5で第1セットを奪う。続く第2セットもベレッティーニは攻撃の手を緩めず、ファーストサーブでのポイント確率は86%と持ち前のビッグサーブを生かして、クライノビッチの挽回を阻止。14本のエースを放ち、ストレートで大会2連覇を成し遂げた。

右腕を手術していたベレッティーニは、前々週のATP250シュツットガルト大会で約3ヵ月ぶりに復帰を果たすと、そこから9連勝し、2大会連続で優勝。昨年、惜しくも準優勝だったウィンブルドンに向けて、弾みをつけた。

セレモニーでベレッティーニは、「いろんな感情があるよ。手術から復帰して、2大会連続優勝を成し遂げた。最も権威のある大会でタイトルを守るというのは、僕が期待していたこと。泣きたくないよ。これもチームや家族のおかげだ。ただただ信じられない」と2連覇の喜びをコメント。

さらに「(前々週の)シュツットガルトに着いた時はあまりいい感じではなかったんだ。思いどおりにボールを打てず、『みんな、厳しい戦いになると思う』って感じだった。でも、かなりうまくいったね」と想像以上の内容、結果が出たとした。

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