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2022.07.13

選手情報

ズベレフが、術後初めて歩行する動画で笑顔「バージョン2.0」と綴る

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全仏で右足首の靭帯を断裂したズベレフ

リハビリは着々と進行中の様子

7月13日、右足首の故障から復帰を目指すアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク2位)は、インスタグラムに松葉杖なしで歩く動画を投稿した。歩く様子を公開したのは術後初めてである。

【動画】“リハビリは進行中!”ズベレフの歩行動画がこちら

「バージョン2.0」とテキストがついた投稿では、松葉杖を使わず、歩行する動画を投稿。右足首にはいまだ装具をつけているが、カメラまで1歩ずつゆっくり歩いてくると、最後に両手でサムアップを作って笑顔を見せている。ちなみに、BGMには映画『ロッキー3』の主題歌として有名なサバイバーの「アイ・オブ・ザ・タイガー」をつけている。

10日前にはエアロバイクを漕ぐ姿や上半身を鍛えている画像を投稿。さらに5日前にはリハビリの様子を編集した動画を投稿しており、着々と回復しているようだ。

ズベレフは6月3日、「全仏オープン」準決勝でラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク3位)と対戦。第2セット6-5で迎えたナダルのサービスゲーム、ズベレフがフォアハンドを放ち、右足を着地しようとしたところ、つま先が地面に引っ掛かり転倒。右足首を激しく捻ってしまうと、声を上げて悶絶し、車いすに乗せられてコート外で治療を受けたがプレーは続けることはできず。杖をついて再びコートに姿を見せ、無念の途中棄権となった。

その後、6月8日に母国で再検査を行った結果、右足首の外側の靭帯3本すべてが断裂していることがわかったため、手術を受けることになったと報告。「今まで以上に強くなれるように頑張ります」とSNSに綴っている。


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写真=田沼武男