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2022.08.21

スクール情報

参考にしたのは15ものアカデミー! 海外のテニスアカデミーを選ぶ際に気をつけるべきポイントを紹介

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15のアカデミーを参考に、海外のテニスアカデミーを選ぶ際に気をつけるべきポイントを紹介(写真はスペインの40(15スポーツ・クラブ)

海外のテニスアカデミー、
いろいろあるけれど、どのように選ぶ!?


ジュニアがプロテニスプレーヤーを目指す場合、国内だけでなく海外に目を向けることはあるだろう。著名なテニスアカデミーは日本から遠いアメリカやヨーロッパにあることがほとんどで、どのような基準で選べばいいか、迷うケースも少なくない。そこで今回は、海外のテニスアカデミーを選ぶ際に気をつけたいポイントを紹介する。

【画像】JCフェレーロ・アカデミーって、こんなところ! 施設内の様子を紹介

参考にした海外のテニスアカデミーは全部で15

テニスアカデミーを選ぶポイントについては、筆者が実際に訪れたアカデミー、オンラインでのトライアウトのプロセスを体験したアカデミー、またトレーニングや費用などについて問い合わせをしたアカデミーを参考にした。

<見学した、あるいは実際に練習に参加したアカデミー>
JCフェレーロEqualiteスポーツ・アカデミー(スペイン)
https://www.equelite.com/en/

バルセロナ・テニス・アカデミー(スペイン)
https://www.btatennis.com

ウマグ・テニス・アカデミー(クロアチア)
http://www.umagtennisacademy.com/en/

40(15スポーツ・クラブ(スペイン)
https://www.4015clubdeportivo.es/en-gb

4スラム・テニス・アカデミー(スペイン)
http://4slamtennis.com/en/

ドブロブニク・テニス・アカデミー(クロアチア)
https://tenisdubrovnik.com/tennis-academy/

<オンラインでのトライアウトを経験したアカデミー>
ラファ・ナダル・アカデミー(スペイン)
https://www.rafanadalacademy.com/en

<詳細な問い合わせをしたアカデミー>
リュビチッチ・テニス・アカデミー(クロアチア)
https://www.ljubicicacademy.com

ムラトグルー・テニス・アカデミー(フランス)
https://www.mouratoglou.com/ja/

BTTテニス・アカデミー(スペイン)
http://bttacademy.com

キム・クリスターズ・アカデミー(ベルギー)
https://www.kimclijstersacademy.be

ジュスティーヌ・エナン・アカデミー(ベルギー)
https://academy.justinehenin.be

ノバク・テニス・センター(セルビア)
https://www.novaktenniscenter.com/en/

ティプサレビッチ・テニス・アカデミー(セルビア)
https://www.tipsarevictennisacademy.com

グッド・トゥ・グレート・テニス・アカデミー(スウェーデン)
https://goodtogreat.se/en/

<海外テニスに関する情報を提供しているエージェント>
ミッション・エリート・パフォーマンス(カナダ)
https://www.missionelitetennis.com/

海外のアカデミーで練習・トレーニングを
受ける際にチェックするべきこと


●連絡のやりとりがスムーズかどうか
日本ほどきめ細かい対応を期待してはいけないのだが、最初のメールに対する返事がこない場合は要注意だ。そもそも新しい選手をとろうとしていないか、あるいは担当者がいい加減な可能性が考えられ、後からトラブルになりかねない。

一方、夏休み前はアカデミー側も問い合わせが多く忙しいため、一度メールがこなかったとしても2回くらいは問い合わせてみてもいいだろう。メールより電話のほうが話は早いが、電話で話したのにその後、音沙汰なしという場合もあった(セルビアのティプサレビッチテニスアカデミーがそうだった)。

●費用は適正か
テニスアカデミーでは優秀な選手にはスカラーシップ(奨学金)を出し、無料で練習を受けさせることは少なくない。その分、低年齢の選手やまだ結果が出ていない選手から多くの費用をとる仕組みだ。優秀な選手を育てて価値を高めていきたいアカデミー側にとっては、このシステムはある程度、仕方のないことだと言える。

とはいえ、他と比較してあまりに高額な費用を要求される場合は考え直したほうがいいかもしれない。お金を出せばその分よい練習・トレーニングを受けられるとは限らない。アカデミー側が力を入れる選手は、無料でトレーニングをしている選手なのだということを覚えておきたい。

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写真=山根ゆずか