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2022.09.01

選手情報

ベレッティーニ、4年連続3回戦へ! 次戦で対戦する元世界1位マレーを警戒「昨年よりも良い状態にある」[USオープン]

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Photo by Getty Images

ベレッティーニ「大事な場面では、僕の方がいいプレーをしていた」と3回戦進出

現地8月31日、USオープン男子シングルス2回戦が行われ、第13シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/世界ランク14位)が、ラッキールーザーで本戦入りしたヒューゴ・グルニエ(フランス/同119位)を2-6、6-1、7-6(4)、7-6(7)で下し、4年連続で3回戦進出。次戦で戦う元世界ランク1位のアンディ・マレー(イギリス/同51位)については「昨年よりも良い状態にあると思う。タフな試合になるだろうけど、自信はある」と語った。

【動画】ベレッティーニ、2度のタイブレークを制し4年連続3回戦進出! マッチハイライト

5年連続5度目の出場となったベレッティーニは、2019年大会でベスト4入り。昨年は準々決勝で当時世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に7-5、2-6、2-6、3-6と逆転負けを喫していた。

今大会1回戦では、ニコラス・ジャリー(チリ/同123位)を6-2、6-3、6-3とブレークポイントを握らせることなく快勝。ラッキールーザーで勝ち上がっているグルニエとの2回戦を迎えた。

試合は、グルニエに2度のブレークを許して、第1セットを2-6で落としたベレッティーニだったが、第2セットからはすぐに修正。ストロークでグルニエを崩すだけでなく、効果的なドロップショットで前後への揺さぶりも見せ、開始から5ゲームを連取。6-1でセットを奪い返す。

第3セット以降は、チャンスを作りながらもものにできない我慢の展開が続いたが、2度のタイブレークを制して、4年連続の3回戦進出を決めた。

試合後、「スタートがうまくいかなかったけど、5セットマッチの試合なんだと言い聞かせたよ」とじっくりと攻撃を組み立てたベレッティーニは、第3セット以降はチャンスを作りながらもブレークすることができなかった。だが、「大事な場面では、僕の方がいいプレーをしていたと思う。今日はタフなコンディションで、風が強くてこの前のような湿度もなかったからボールが少し飛んでいた。それがテニスというもので、試合の中で調整していかなければならないもの。それができたよ」と、満足のいく試合ができたと語った。

3回戦では、2012年大会でグランドスラム初優勝を果たしている元世界ランク1位のマレーと対戦。「彼のメンタリティや練習のやり方が好きなんだ」と、エネルギッシュで一生懸命プレーしようとするマレーとよく練習をする仲でもある。

今季は6月のATP250シュツットガルト大会決勝で対戦し、6-4、5-7、6-3とタフな試合を制して対戦成績を2勝1敗としているベレッティーニ。「今のアンディは、明らかに昨年よりもいい状態だと思う。素晴らしい試合になると思うし、僕にとってもタフな試合になるだろうけど、自信はあるよ。ここでプレーすること、特に大きな舞台やこれからプレーするようなビッグマッチは好きなんだ」とマレーとの試合を楽しみにした。


■USオープン2022
・大会日程/2022年8月29日(月)〜9月11日(日)
・開催地/USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター(時差13時間)
・賞金総額/6,010万ドル(81億7,390万円)
・男女シングルス優勝賞金/260万ドル(3億5,360万円)
・サーフェス/ハードコート(レイコールド)

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