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2022.09.20

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元世界3位ワウリンカ、約17年ぶりのツアー予選を突破し本戦出場[モゼール・オープン]

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約17年ぶりに予選から出場したワウリンカが逆転勝ちで本戦入り

現地9月19日、「モゼール・オープン」(フランス・メス/ATP250)シングルス予選決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場のスタン・ワウリンカ(スイス/世界ランク284位)は、ゾンボル・ピロシュ(ハンガリー/同160位)を6(4)-7、6-2、6-0で下し、本戦への切符を手にした。

【動画】ワウリンカ、約17年ぶりの予選を突破! マッチハイライト

昨年、左足を手術したワウリンカは、今年3月のチャレンジャー大会で1年ぶりに実戦復帰を果たしたものの、ここまで3勝10敗と苦戦。

プロテクトランキングの使用やグランドスラム通算3度の優勝を含むツアー16勝を挙げ、元世界ランク3位という実績からワイルドカードを手にして本戦から出場してきたが、今大会は2005年のATPマスターズ1000パリ大会以来、約17年ぶりにツアー大会予選から出場となった。

予選1回戦では、男子国別対抗戦「デビスカップ by Rakutenファイナルズ」グループステージを戦い、疲労があったとはいえ、第1シードのラスロ・ジェレ(セルビア/同67位)を6-4、6-3で下し、3ヵ月ぶりに白星を挙げて、予選決勝へ。この日は今季チャレンジャー大会で2度の決勝に進み1勝を挙げているピロシュと対戦した。

第1セットこそチャンスを作れずタイブレークを奪われたワウリンカだが、第2セット以降は試合を支配。第2セット1-2から2度のブレークで5ゲームを連取して6-2で奪うと、最終セットも1ゲームも落とさずに6ゲームを連取。11ゲーム連続でゲームを奪って、大会4度目の本戦入りを決めた。

本戦1回戦では、過去3戦全勝のジョアン・ソウザ(ポルトガル/同55位)と対戦。勝利すれば、2回戦で第1シードのダニール・メドベデフ(同4位)と対戦する。

今大会、メドベデフや第2シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド/同10位)、第3シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア/同30位)、第4シードのホルガー・ルーネ(デンマーク/同31位)が上位4シードとなっており、1回戦が免除され2回戦から登場する。

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