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2022.09.16

選手情報

元世界3位ワウリンカ、北京五輪金メダルやデ杯優勝など思い出を共にした盟友フェデラーの引退に「あなたがいないテニスはこれまでと同じではない」

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Photo by Getty Images

ワウリンカ、仲間としてスイステニスを牽引したフェデラーの引退にメッセージ

9月15日、元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス/世界ランク284位)は、共に国別対抗戦「デビスカップ」やオリンピックで仲間として戦ってきたロジャー・フェデラー(スイス)の引退に、自身のSNSを通じて「あなたがいないテニスは、決してこれまでと同じものではない」と綴った。

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今回、フェデラーの引退発表を受け、ワウリンカは北京五輪で金メダルを獲得した時の写真を投稿するとともに、「僕の友人で何年にもわたって僕のためにしてくれたことすべてに感謝したい。あなたとコートを共有できたことは本当に光栄なことだったし、何より同じチームになれたことはさらに特別なことだった!」とライバル、そして国別対抗戦やオリンピックでは仲間として共にコートで戦ってきた盟友に感謝。

「コート上でも外でも、すべての思い出に永遠に感謝する。あなたがいないテニスは、決してこれまでと同じものじゃない。素敵な家族と次の章を楽しんで」とこれからの人生を楽しんでほしいと綴った。

今年37歳を迎えたワウリンカは、2014年に全豪オープンを制すと2015年に全仏オープン、2016年にUSオープンを制し、3度のグランドスラム制覇を成し遂げ、自己最高ランキングは世界ランク3位を記録。2003年ウィンブルドンでフェデラーが優勝して以降、“BIG4”が活躍した時代で複数回グランドスラムを制した唯一の選手だ。

スイス代表としても2008年北京五輪の男子ダブルスで4歳年上のフェデラーとペアを組んで金メダルを獲得。さらに、2014年のデビスカップでは、2人の活躍でスイスに初優勝をもたらし、スイステニス界を盛り上げてきた。

両者の対戦成績は、フェデラーの23勝3敗。ワウリンカが勝利したのはいずれもクレーコートでの戦いで、ハードコートと芝コートでは勝利を挙げることができなかった。最後の対戦は、2019年6月の全仏オープン準々決勝で、フェデラーが7-6(4)、4-6、7-6(5)、6-4で勝利している。

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