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2022.09.15

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フェデラー引退を発表「私は自分の競技人生に終止符を打つ時を認識しなければならない」

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史上最高の選手が終止符を打つ

9月15日、ロジャー・フェデラー(スイス)はSNSを更新。20回のグランドスラム優勝を誇るフェデラーは、今月末にイギリス・ロンドンで開催されるレーバーカップを最後に引退すると発表した。

【SNS】引退を発表したフェデラーの投稿を見る

SNSの投稿の中で「最近の私の身体からのメッセージは明確だ」と語ったフェデラーは、「私は24年間で1500試合以上プレーしてきた。今、私は自分の競技人生に終止符を打つ時を認識しなければならない」、テニスを擬人化し、「私はあなたを愛し、決してあなたから離れることはない」と綴っている。

フェデラーは16歳だった1997年9月にスイス・バーゼル大会でツアー・デビュー。予選1回戦に勝利し、同年9月22日付ランキングで初めて803位タイと順位が付いた。その後、着実に実力をつけていくと、2003年ウィンブルドンでそれが結実する。順調に勝ち上がると、準決勝でアンディ・ロディック(アメリカ)を、決勝ではマーク・フィリポウシス(オーストラリア)を下してグランドスラム初制覇を達成。以来、毎年グランドスラムを制覇していくと2009年の全仏オープンで優勝を果たし、生涯グラインドスラムを達成する。

しかし、2012年ウィンブルドンで17度目のグランドスラム制覇を果たしたあとは、4年間勝てない時代が続く。2016年、ヒザの手術を行った後に休養に入ったフェデラーだったが、2017年全豪オープンで5年ぶりのグランドスラム制覇。さらに同年のウィンブルドン、翌2018年の全豪オープンを制覇してグランドスラム20度優勝を飾っている。

昨年のウィンブルドンでベスト8となったフェデラーは、大会後に「何週間も松葉杖をつくことになるだろうし、何ヵ月も試合に出られない」とSNSで手術を報告。以来、復帰に向けてリハビリ、トレーニングを積み、9月下旬のレーバーカップで復帰を目指していたが、現役引退を決断することになった。

7月3日には、歴代チャンピオンと共にウィンブルドンのセンターコート100周年記念イベントに参加し、「もう1度、ここに戻ってくることができたらと思っている。この場所が恋しいよ」とコメントしていたフェデラー。もう一度戦いたいという思いは強かったはず。フェデラーを見られる時代に生きた我々は幸運だったと言ってもいいだろう。

史上最高のプレーヤー、フェデラーの引退。それはテニスの一時代の終焉を告げるものと言ってもいい。


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写真=田沼武男

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