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2022.09.27

選手情報

大坂なおみは前週から2ランク上昇した46位。前回女王として臨んだ東レPPOでは2回戦を腹痛で棄権 9/26付WTAランキングが発表

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大坂なおみは46位、土居美咲が106位に

9月26日、WTAは世界ランキングを更新。大坂なおみ(フリー)は前週から2つ上昇した46位、土居美咲(ミキハウス)は106位となった。

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前週は、日本で3年ぶりとなるツアー大会「東レ パン パシフィック オープン」(東京・有明/WTA500)が開催された。同大会のシングルス本戦には、大坂や土居、内藤祐希(亀田製菓/同211位)、本玉真唯(島津製作所/同183位)、西郷里奈(TEAM 自由が丘/同529 位)ら5名の日本勢が本戦に出場。大坂以外の4名は初戦を突破することができず、また大坂も相手の棄権で2回戦に進んだが、その2回戦は腹痛のため棄権し、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ大会で悔しい結果に終わった。

第1シードのパウラ・バドサ(スペイン/同3位)や第2シードのキャロライン・ガルシア(フランス/同10位)も初戦で敗れる波乱の中で、決勝に進んだのは、中国期待の19歳ジェン・チンウェンと、8月以降にツアー2勝を挙げているリュドミラ・サムソノワ。接戦の末にサムソノワが7-5、7-5でジェンを下し、今季3勝目を挙げた。この結果により、サムソノワはキャリアハイとなる23位に上昇。ジェンも28位と自己最高を更新している。

なお、2014年のWTA250リオ大会で優勝し、自己最高ランキング32位の奈良くるみ(安藤証券/同230位)が今大会限りで引退。シングルス予選決勝、ダブルス1回戦で敗れて30歳の若さでプロ生活に終止符を打った。

同週に韓国・ソウルで開催された「ハナ・バンク・韓国オープン」(WTA250)の決勝は、第1シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と第2シードのエカテリーナ・アレクサンドロワの上位シード対決に。アレクサンドロワが7-6(4)、6-0で今季2勝目を挙げ、自己最高の21位に上昇。オスタペンコも2つランクを上げて17位につけている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma