close

2022.10.05

選手情報

錦織圭、「もどかしい日が続いている」と復帰不透明。手術した股関節以外に痛み抱える

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

錦織圭、復帰に「まだ先が見えない」

元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ/世界ランク750位)は、5日に「楽天ジャパンオープン」(東京・有明/ATP500)が開催されている有明コロシアムで行われたイベントに、アメリカ・フロリダの自宅からオンラインで参加。車いすテニスの国枝慎吾(ユニクロ/世界ランク2位)と軽妙なトークを披露するとともに笑顔も見えたが、股関節の怪我からの復帰過程について「もどかしい日が続いている」とし、復帰については「先が見えない」と語った。

【画像】錦織圭が男子ツアーで見せたスーパーショット集

昨年10月に行われたATPマスターズ1000インディアンウェルズ大会を最後に、ツアーから離脱した錦織は、今年1月に左股関節の手術を受けた。その後、リハビリを続けて「夏ぐらいには(楽天ジャパンオープンに)出られるだろうなと思っていた」と順調に回復しつつあったという。

だが、「もどかしい日が続いていますね。治りそうだったり、また痛みが出てしまったりというのがずっと続いていて、他の箇所にも(痛みが)出てきたりしている」と一筋縄ではいかない復帰の道に頭を悩ませ、今回も直前で股関節とは異なる箇所に痛みが出たために欠場を決めた。

明らかになっているだけで、ツアー下部である4つのチャレンジャー大会のワイルドカード(主催者推薦)を獲得している錦織だが、具体的なスケジュールは未定。

「僕も早く出たい気持ちはあるが、まだ先が見えない。1ヵ月後とかにアメリカとカナダのチャレンジャーを予定はしているが、今のところ自分の中でもわからなくて、(今シーズン)もしかしたら試合にまったく出られない可能性もある。模索中で、まだ決定はしていない」

これに国枝も「とにかく焦らず、みんないつまでも待っているので」と温かい言葉を述べ、錦織も「なるべく焦らないように。気持ちが先行して、メンタルが疲れちゃってというアップダウンが最近は多いので、なるべくリラックスしながらやるようにしている」と語った。

最後に、「日本でぜひプレーしたいんですけど、来年の楽天オープンには必ず帰ってきますし、もしかしたら12月日本でプレーできる可能性もある」とした。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ