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2022.10.21

選手情報

ダニエル太郎、世界57位にストレート勝利で今季2度目のツアー8強! 準々決勝でベレッティーニと対戦[テニス・ナポリ・カップ]

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ダニエル太郎、ストレート勝ちで準々決勝進出

現地10月20日、「テニス・ナポリ・カップ」(イタリア・ナポリ/ATP250)シングルス2回戦が行われ、ダニエル太郎(エイブル/世界ランク95位)は、ペドロ・カチン(アルゼンチン/同57位)を6-4、7-6(2)で下し、今季2度目のツアー8強入りを果たした。

【画像】「準々決勝へ!」と勝利を喜んだダニエル太郎のSNSをチェック

今大会、初戦で世界ランク59位のペドロ・マルチネス(スペイン)に6-3、6-3と快勝したダニエル。2回戦では、2015年のチャレンジャー大会で対戦し、7-6(5)、6-3で勝利しているカチンと7年ぶりの対戦となった。

第1セット、互いに最初のサービスゲームをブレークする立ち上がりとなったが、次にチャンスが訪れたのはダニエル。第5ゲームで40-15から4連続ポイントで2度目のブレークに成功すると、そのままピンチを迎えることなく6-4で第1セットを奪う。

続く第2セットでも立ち上がりでリードしたダニエルは、順調にサービスゲームをキープし5-4とサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。ここでカチンにブレークバックを許したものの、その後突入したタイブレークでは1-1から5連続ポイントで6-1とリードを広げて、そのまま試合を7-6(2)で締めた。

試合を通してダニエルは、ファーストサーブ確率は45%だったが、そのうち77%でポイントを獲得。セカンドサーブでも55%でポイントに繋げている。

試合後、ダニエルは自身のSNSを更新。「準々決勝へ!陽が暮れてコートが濡れる前に終わらせれて良かったです!A domani!(イタリア語で「また明日」)」と綴り、勝利を喜んだ。

今年4月のATP250ベオグラード大会以来、6ヵ月ぶりとなるツアー8強入りを果たしたダニエルの次の対戦相手は、地元イタリアで第2シードのマッテオ・ベレッティーニ(同16位)と対戦。

両者の対戦成績は、ダニエルの1勝2敗となっており、初対戦となった2018年4月のATP250イスタンブール大会ではストレートで勝利したが、2度の対戦があった昨年はベレッティーニに惜しくも敗れている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma