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2022.10.23

選手情報

オジェ・アリアシム、2週連続のタイトルに王手!「彼は偉大なリーダーで模範となる人」とガスケを称える[ヨーロピアン・オープン]

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オジェ・アリアシムが2週連続優勝へあと1勝。決勝でコルダと対戦

現地10月22日、「ヨーロピアン・オープン」(ベルギー・アントワープ/ATP250)シングルス準決勝が行われ、第2シードのフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/世界ランク10位)は、リシャール・ガスケ(フランス/同82位)を7-6(2)、7-6(3)で下して、決勝に進出。2週連続でのタイトルへあと1勝とした。

【動画】オジェ・アリアシム、元世界7位ガスケを下し2週連続の決勝へ! マッチハイライト

先週行われたATP250フィレンツェ大会で自身2度目となるツアータイトルを手にしたオジェ・アリアシムは、今大会でも調子を維持。初戦となった2回戦でマニュエル・ギナール(フランス/同148位)をストレートで下すと、準々決勝では第5シードのダニエル・エバンズ(イギリス/同26位)に、4-6、7-6(4)、6-2と逆転勝ちを収め、ベスト4入りを果たしていた。

準決勝の相手となったのはガスケ。試合開始から正確なサーブや柔らかなタッチのドロップショット、強打とトップ10選手であるオジェ・アリアシムを翻弄。元トップ10選手の技術は健在だ。しかし、オジェ・アリアシムも力のあるショットでガスケを押し切り、互いにブレークポイントのないままタイブレークに突入。序盤で2本のミニブレークに成功したオジェ・アリアシムが一気に5-0とリードを広げ、第1セットを奪う。

第2セットもサービスキープが続き、5-5で迎えた第11ゲームでオジェ・アリアシムは、この試合唯一のブレークポイントを握ったが、ガスケがピンポイントでウィナーを放って、ブレークできない。それでも、再び突入したタイブレークでは強烈なサーブを連発。2度のミニブレークで6-3とリードし、最後はこの試合22本目となるサービスエースを決めて、2週連続の決勝進出を果たした。

オンコートインタビューで「今週した試合で最も難しかった」と振り返ったオジェ・アリアシムは、続けて「サーブがうまくいかなかったら勝つのは難しかったと思う。サービスゲームを簡単に終わらせられたことが、その後もチャンスを与えてくれた」とコメント。

また、36歳のガスケに対しても「彼はいいプレーをしていたね。まだとてもいいプレーをしているし、長年ツアーにいるのにも関わらずこれほどまでにいいプレーができるのは努力の賜物だと思う。彼はこのスポーツにおける偉大なリーダーで模範となる人だ」と称賛した。

2週連続のタイトル獲得へオジェ・アリアシムは、決勝で元世界ランク3位のドミニク・ティエム(オーストリア/同132位)を6(4)-7、6-3、7-6(4)で下したセバスチャン・コルダ(アメリカ/同36位)と対戦する。

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