2022.11.18

綿貫陽介、セットを落とすことなく4強! 羽澤慎治／清水悠太が松井俊英／上杉海斗を破り決勝進出 [兵庫ノアチャレンジャー]

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写真提供：一般社団法人兵庫県テニス協会

前回大会優勝者の綿貫陽介、今大会ブレーク許さずベスト4

11月18日、「2022兵庫ノアチャレンジャー」(兵庫・三木／ブルボンビーンズドーム)シングルス準々決勝4試合とダブルス準決勝2試合が行われ、シングルス第7シードの綿貫陽介(フリー／世界ランク196位)がベスト4入り。ダブルスでは、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の羽澤慎治(JCRファーマ／ダブルス同506位)／清水悠太(三菱電機／同263位)が、全日本選手権チャンピオンの松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND／同251位)／上杉海斗(江崎グリコ／同204位)を下し決勝進出を決めた。

【画像】「2022兵庫ノアチャレンジャー」シングルス、ダブルス組み合わせ＆11月19日の試合予定

今大会は、ツアー下部のチャレンジャーカテゴリーとなっており、ツアー大会への登竜門的な存在。新型コロナウイルスの影響で2020年、2021年と大会が中止となっていたため、今年は3年ぶり6度目の開催となる。

大会6日目となった18日、前回大会優勝者の綿貫は、サーブ＆ボレーヤーのランクマール・ラマナサン(インド／同289位)と対戦。互いにサービスキープが続いた第1セット終盤の第12ゲームで綿貫が、ラマナサンのサーブを確実に返球しブレークポイントを握ると、最後はパッシングショットを決めて7-5セットを先取する。第2セットも攻守にわたりラマナサンを圧倒し、1-1から5ゲームを連取してベスト4入りを果たした。

今大会、綿貫は一度もブレークされておらず、27ゲーム連続でサービスキープ。セットを落とすことなく勝ち上がっている。準決勝の相手は、第1シードのクリストファー・オコネル(オーストラリア／同84位)と、前々週の「横浜慶應チャレンジャー」決勝で1-6、7-6(5)、3-6のフルセットで敗れている相手だ。大会連覇へ雪辱を果たすことができるだろうか。

シングルスでもう一人の日本勢である羽澤は、チャレンジャー大会で初めての準々決勝。ベスト4入りをかけてフェデリコ・フェレイラ・シルバ(ポルトガル／同291位)と対戦し、2本のマッチポイントを握ったもののあと一歩及ばず6-2、3-6、6(4)-7で敗れた。

だが、羽澤は清水悠太(三菱電機／ダブルス同263位)と組んだダブルス準決勝で、全日本選手権を制している松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND／同251位)／上杉海斗(江崎グリコ／同204位)に7-6(2)、6-2で勝利し、決勝に進出。2017年大会から同ペアでワイルドカードをもらって出場を続けてきたが、今回そのチャンスを生かした。決勝では、第3シードのアンドリュー・ハリス(オーストラリア／同152位)／ジョン・パトリック・スミス(オーストラリア／同85位)と対戦する。

大会7日目となる19日は、センターコートのみでの試合となり、11時からダブルス決勝が行われ、その後シングルス準決勝2試合が予定されている。

＜11月18日の試合結果＞
【シングルス準々決勝】
○クリストファー・オコネル(オーストラリア／同84位)[1] 7-5 7-6(3) ●マルク・ポルマンズ(オーストラリア／同371位)[Q]

○綿貫陽介(フリー／同196位)[7] 7-5 6-1 ●ランクマール・ラマナサン(インド／同289位)

○フェデリコ・フェレイラ・シルバ(ポルトガル／同291位) 2-6 6-3 7-6(4) ●羽澤慎治(JCRファーマ／同655位)[WC]

○ニノ・セルダルシッチ(クロアチア／同256位) 7-6(2) 7-5 ●ジョン・ミルマン(オーストラリア／同156位)[2]

【ダブルス準決勝】
○アンドリュー・ハリス(オーストラリア／ダブルス同152位)／ジョン・パトリック・スミス(オーストラリア／同85位)[3] 6-2 6-2 ●マルク・ポルマンズ(オーストラリア／同294位)／ジェイソン・テイラー(オーストラリア／同260位)

○羽澤慎治(JCRファーマ／同506位)／清水悠太(三菱電機／同263位)[WC] 7-6(2) 6-2 ●松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND／同251位)／上杉海斗(江崎グリコ／同204位)

※ランキングは11月14日付のもの。[ ]内はシード数、WC＝主催者推薦、Q＝予選勝者

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