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2022.12.15

選手情報

19歳アルカラスを世界1位に育て上げたフェレーロ氏がATPアワードの最優秀コーチ賞を受賞「今年は素晴らしい1年だった」

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Photo by Getty Images

アルカラスの飛躍を支えたフェレーロ氏が最優秀コーチ賞に

12月14日、ATPは2022年シーズンのATPアワード最優秀コーチ賞の受賞者を発表。史上最年少19歳4ヵ月で世界ランク1位に立ったカルロス・アルカラス(スペイン)のコーチであるファン・カルロス・フェレーロ氏が受賞した。

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19歳のアルカラスは、今季2つのATPマスターズ1000大会とUSオープンを制すなどツアー5勝を挙げて世界ランク1位に上昇。シーズン終了まで1位を保った史上初の10代プレーヤーとなった。

それを支えたのが、15歳の頃からアルカラスを指導している元世界ランク1位のフェレーロ氏。コーチ同士の投票で決まる最優秀コーチ賞を受賞し、「今年は素晴らしい1年だった。すべてのハードワークが結果、この素晴らしい賞を受賞したことで報われた。ATP最優秀コーチ賞を受賞することができて本当にうれしいよ。応援してくれたみんな、ありがとう」と喜びを表した。

グランドスラム初優勝となったUSオープン後には、「彼の力はまだ60%。多くのことを改善することができるし、彼も僕も努力を続けていかなければならない。一度世界1位になったからと言って、それで終わりじゃない」とさらなる高みを目指して、これからも共に成長していきたいと語っていたフェレーロ氏。

まさに二人三脚で、飛躍の年にしたアルカラスとフェレーロ氏。2021年のツアー本格参戦から2年経たずして、グランドスラムを制し世界ランク1位に立ったアルカラスをこれからどのような選手に育て上げるのだろうか。

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