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2022.12.20

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キリオス、来季へ向けて大胆発言!「グランドスラムで優勝すれば引退したい」

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Photo by Getty Images

ウィンブルドン準優勝のキリオス、「グランドスラム優勝で引退」と冗談交じりに語る

現地12月19日、今年のウィンブルドン準優勝者であるニック・キリオス(オーストラリア/世界ランク22位)は、「とても楽しかった」とこの1年を振り返り、来季に向け「グランドスラムで優勝すれば引退する」と大きな目標を掲げた。

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キリオスは、ドバイで開催されている男女混合の団体戦「ワールド・テニス・リーグ」に参加。第1試合では、女子のビアンカ・アンドレスク(カナダ/同46位)とペアを組んで、ホルガー・ルーネ(デンマーク/同11位)/ユージニー・ブシャール(カナダ/同327位)に6-2、6-3で勝利している。その試合後、キリオスはインタビューで今季の振り返りや来季の目標について言及した。

今季、ジュニア時代からの友人であるタナシ・コキナキス(オーストラリア)とともに全豪オープン男子ダブルスを制したキリオスは、シングルスでもウィンブルドンで決勝に進出。ノバク・ジョコビッチ(セルビア/同5位)に敗れ準優勝に終わったが、その後のATP500ワシントン大会でツアー通算7勝目を挙げ、シングルスで22位、ダブルスで13位でシーズンを終えた。

素晴らしい1年を送ったものの、キリオスは意外にも慎重で、「今季はかなりハードだったし、規律も必要だった。成績が良くなればなるほど、周りから求められることも多くなって、ストレスが溜まるんだ」と活躍したことによる苦労を明かす。

それでも「今季はとても楽しかったし、最終的にグランドスラムの決勝に進むことができて誇りに思う。コート内外問わず間違いなくいい感じだった」とコメントし、「願わくばグランドスラムで優勝して引退したい」と、冗談交じりに語った。

今年のウィンブルドン決勝後には、「もしこのグランドスラムで優勝していたら、モチベーションに苦しんでいただろう」と話しており、それほどグランドスラムのタイトルを欲し、キリオスにとって一番の目標なのかもしれない。

来季の開幕まであと10日を切り、キリオスは現在開催中の「ワールド・テニス・リーグ」でもジョコビッチと対戦。ツアー開幕戦となった男女混合国別対抗戦「ユナイテッド・カップ」では、世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)と対戦が予定されている。充実したオフを過ごして、来季はキャリアハイともいえる今季の活躍を越えることができるだろうか。

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