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2022.12.16

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ベッカー氏、8ヵ月の服役後にドイツへ強制送還。通算6度のグランドスラム制覇のレジェンド

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Photo by Getty Images

ベッカー氏、破産後の資産隠しで8ヵ月服役

12月15日、元世界ランク1位でグランドスラムを通算6度制したレジェンド、ボリス・ベッカー氏が、イギリスで8ヵ月の服役を終え、母国ドイツに帰国したと海外メディアが報じた。

【動画】ベッカー、大会史上最年少17歳7ヵ月で制した1985年のウィンブルドン決勝

現役時代、ベッカーはプロ2年目となった1985年のウィンブルドンで大会史上最年少の17歳7ヵ月で制覇。1991年には、世界ランク1位にもなり、1999年の引退までに通算6度グランドスラムを制している。また引退後は、2013年〜2017年までノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)のコーチを務め、6度のグランドスラム優勝に導いたレジェンドである。

55歳のベッカーは、2017年6月の破産後に250万ポンド(約4億1600万円)ほどの資産を隠していた罪などにより、4月に2年半の禁錮刑と判決を言い渡されていた。本来なら、刑期の半分を終えてから釈放されるというが、外国人向けの国外退去プログラムにより早期の釈放となったようだ。

ベッカーの弁護人は、「刑期を終えたからドイツではいかなる刑罰の制限も受けない」とコメントを発表。2012年から住んでいたイギリスを離れ、母国ドイツに帰国したとしている。

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