close

2023.01.12

選手情報

日比野菜緒、フルセットマッチを制し予選決勝進出! 7度目のシングルス本戦出場をかけた戦いは12日8時に試合開始[全豪オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

日比野菜緒が全豪オープンシングルス本戦へあと1勝

1月11日、「全豪オープン」女子シングルス予選2回戦が行われ、日比野菜緒(ブラス/世界ランク139位)が予選決勝に進出。本玉真唯(島津製作所/同195位)と土居美咲(ミキハウス/同308位)は予選2回戦敗退となった。

【画像】大会前に「新しいラケットと共に戦うこれからの自分が楽しみ」と投稿していた日比野菜緒のSNS

9日からスタートした全豪オープンのシングルス予選。3試合を勝ち抜けば16日からスタートする本戦への切符を手にできる。

4年連続7度目の本戦入りを狙う日比野は、2時間27分の熱戦の末にルイザ・チリコ(アメリカ/同161位)を7-6(3)、2-6、7-6[10-5]で下し、予選1回戦を突破。11日に行われたミルヤム・ビョークランド(スウェーデン/同151位)との予選2回戦でも最終セットにもつれる熱戦となった。

その最終セットは、互いにサービスキープができず、ブレーク合戦となり、6-6でまたしても10ポイントマッチタイブレークでの決着に。開始から6連続ポイントでリードを広げた日比野が6-1、4-6、7-6[10-3]で試合を制し、7度目の本戦入りに王手をかけた。予選決勝では第4シードのクリスティーナ・ブクサ(スペイン/同102位)と対戦する

また、4年ぶりに予選からの出場となった土居は、USオープンジュニアを制した17歳、アレクサンドラ・エアラ(フィリピン/同214位)との予選1回戦を4-6、2-5から逆転勝ちしたものの、大会前から痛めていたという腰の怪我により試合前に棄権。予選第21シードのエリザベス・マンドリク(アメリカ/同130位)との対戦となった本玉は、先にリードを許す展開から挽回することができず、2-6、2-6のストレートで敗れた。

なお、内島萌夏(安藤証券/同118位)がアジア・パシフィック枠のワイルドカード(主催者推薦)を獲得し、初のグランドスラム本戦入り。大坂なおみ(フリー/同47位)は出場を辞退している。

<シングルス予選2回戦日本人女子試合結果>

●本玉真唯 2-6 2-6 ○エリザベス・マンドリク(アメリカ/同130位)[21]

○日比野菜緒[32] 6-1 4-6 7-6[10-3] ●ミルヤム・ビョークランド(スウェーデン/同151位)

●土居美咲 W/O ○ローラ・ピゴッシ(ブラジル/同113位)[14]

<シングルス予選決勝日本人女子対戦予定>

・コート6第1試合(日本時間12日8時開始)
日比野菜緒[32] vs. クリスティーナ・ブクサ(スペイン/同102位)[4]


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma