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2023.01.13

選手情報

綿貫陽介、8度目のグランドスラム挑戦で初めての本戦入り。初戦で世界45位リンデルクネシュと対戦 [全豪オープン]

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綿貫陽介がストレート勝利で本戦出場への切符獲得

1月12日、「全豪オープン」男子シングルス予選決勝が行われ、綿貫陽介(フリー/世界ランク138位)が予選第5シードのファン・パブロ・バリラス(ペルー/同104位)を6-3、6-4のストレートで下し、グランドスラムで初めてのシングルス本戦入りを果たした。

【画像】日本人男子3名が出場! 「全豪オープン」男子シングルス本戦ドロー

9日からスタートした全豪オープンのシングルス予選。3試合を勝ち抜けば本戦への切符を手にすることができる。

昨年に続いて全豪オープン予選3度目の挑戦となった予選第30シードの綿貫が登場。前日に行われた予選2回戦では、元世界ランク39位のミハイル・ククシュキン(カザフスタン/同195位)に対し、2本のマッチポイントを防いで逆転勝ちを収めている。

この日の試合では、第1セット序盤でバリラスのサービスゲームを破ると、リードを保ったままサービスをキープ。6-3でセットを先取し第2セットを迎えると、このセットも先にブレーク。最後は、好調のサーブで隙を与えることなく6-4で締めて、8度目のグランドスラム挑戦にして初めての本戦入りを果たした。

そして、同日に男子シングルス組み合わせ抽選が行われ、綿貫は初戦で世界ランク45位のアーサー・リンデルクネシュ(フランス)との対戦が決定した。

両者は、2020年のチャレンジャー大会で2度対戦。1度目は綿貫が7-6(5)、6-3で勝利し、2度目はリンデルクネシュが6-2、6-4で綿貫を下している。初のグランドスラム本戦で躍動する姿を期待したい。

なお、日本人男子では西岡良仁(ミキハウス/同33位)とダニエル太郎(エイブル/同95位)が本戦ストレートインを果たしており、第31シードの西岡はミカエル・イマー(スウェーデン/同77位)、ダニエルは予選勝者のエルネスト・エスコベド(アメリカ/同310位)と1回戦で対戦することとなった。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma