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2023.06.14

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錦織圭、1年8ヵ月ぶりの復帰戦で勝利! キャリア最長の戦線離脱からチャレンジャー大会で復帰

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Photo by Getty Images

錦織圭が1年8ヵ月ぶりの実戦で勝利飾る


現地6月13日、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)がチャレンジャー大会「カリビアン・オープン」(プエルトリコ・パルマスデルマール)に出場。2021年10月以来、1年8ヵ月ぶりに実戦に復帰を果たし、1回戦で世界ランク333位のクリスチャン・ランモ(アメリカ)を6-2、6-4で下し、初戦突破を果たした。

【動画】現地の練習で軽快なステップ、ピュアな打音を響かせた錦織圭

昨年1月に股関節の手術を受けた錦織は、そのリハビリ中に右足首を負傷。予想していた以上に痛みが続き、復帰が遅れた。

1年8ヵ月ぶりの実戦に向け、錦織は大会前の会見で「不安もある」としながらも、「楽しみな気持ちはすごく大きい。選手たちを間近で見るのもほぼ2年ぶりということで、緊張もそういった意味ではあります。それと同じぐらいここからやっと戻れるんだな、という安心感と楽しみがあるので、まずは試合を楽しむことが一番かなと思います」と語り、「早く1回勝ちたい」と目前の目標を掲げていた。

その初戦、世界ランク333位のランモを相手に格の違いを見せつけて勝利を飾った。相手の左右に振ったショットに対して軽快なステップを見せてミスを引き出せば、錦織らしい正確なバックハンド、回り込みのフォアハンドでウィナーを放って2ブレーク。ピンチを迎えることなく第1セットを6-2で奪った。

続く第2セットも久しぶりの実戦とは思えないほど幅の広い攻撃を見せ、先にブレークに成功。その後、力で押してくるランモに流れが傾きかけブレークバックを許すも、第9ゲームで再びブレーク。続くサービング・フォー・ザ・マッチでは2度のブレークポイントをしのいでキープし、1年8ヵ月ぶりの白星を挙げた。試合時間は1時間43分だった。

今年末には34歳を迎える錦織。キャリアで最も長い戦線離脱から再びトップ100、10への道を歩み出した。

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