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2023.06.22

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20歳のルーネが芝大会で初のベスト8!「謙虚な姿勢で臨む」とプレーに集中

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Photo by Getty Images

第2シードのルーネが芝大会で初の8強

現地6月21日、ウィンブルドン前哨戦の「シンチ選手権」(イギリス・ロンドン/ATP500)シングルス2回戦が行われ、第2シードのホルガー・ルーネ(デンマーク/世界ランク6位)が地元イギリスのライアン・ペニストン(同265位)を6-3、6-4で下して、芝大会で初のベスト8入り。「何よりも謙虚な姿勢で臨むこと」とプレーに集中すれば、結果は自ずとついてくると語った。

【動画】ルーネが芝大会で初のベスト8 マッチハイライト

20歳のルーネは、昨季に初めて芝シーズンを経験したが、3大会に出場し勝利を挙げることができなかった。だが、今大会の1回戦でマキシム・クレッシー(アメリカ/同42位)を下し、芝大会で初勝利。この日は地元の応援を背に戦う相手に対し、サービスゲームを落とすことなくストレート勝利でベスト8入りを決めた。

試合後、芝コートでのプレーにまだ緊張感があるとしながらも、「ここ数年プレーしてきて自信を持って臨むべきだし、それを強要するようなこともしてきた。だけど、何よりも謙虚な姿勢で臨むこと。去年がどうだったかや今年はどうなるかなどを考えすぎないことだ。ただ今できる限りのことをするだけだよ。いいテニスができれば、どこであろうと勝つチャンスがある」と、良いプレーをすれば結果はついてくると語った。

また、今大会1回戦の前日には、ロジャー・フェデラー(スイス)とノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)の試合を見たと明かしたルーネ。「彼らの横の動きを見ていたらハードコートでプレーしているように見えた。多くの選手がしている横への調整するステップをしていないように見えるんだ」とヒントを得たと言う。

「僕も1歩、2歩、3歩とステップを踏む必要がないように足を強くするように心がけている。バランスと足の強さが重要なんだ。フィットネスコーチに行って、でん部と足をより強くなるように取り組んでいるよ」とさらなるレベルアップを図っているところだとした。

準々決勝でルーネは、第6シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア/同16位)と対戦する。

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