close

2023.07.14

選手情報

錦織圭、世界302位を下して復帰3大会目でベスト8入り。フラストレーションがたまる展開も我慢強くプレー

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

Photo by Getty Images

錦織圭、ストレート勝利で復帰から2度目のベスト8入り


現地7月13日、ATPチャレンジャー大会「シカゴ・チャレンジャー」(アメリカ・シカゴ)のシングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の錦織圭(ユニクロ/世界ランク501位)は、スカンデル・マンスーリ(チュニジア/同302位)と対戦。7-6(1)、6-4のストレートで下し、準々決勝進出を果たした。

【動画】復帰3大会目の錦織圭が準々決勝へ! 「目標はトップ100」とATPチャレンジャー公式SNSのインタビューに登場

左股関節や右足首痛の負傷により2021年10月以来、約1年8ヵ月ぶりとなった復帰戦でいきなり優勝を飾った33歳の錦織。復帰2大会目は復帰後初の100位台との対戦で初黒星を喫し、2回戦敗退となった。

復帰3戦目となる今大会は、1回戦で第6シードのアレクシス・ガラルノー(カナダ/同215位)と対戦。7-6(3)、6-1のストレートで勝利している。

この日の試合、錦織は相手のミスも多く、安定したストロークを見せて順調にサービスキープ。リターンゲームで勝負していきたいものの、力強いサーブを放つマンスーリを相手に、あと1本が奪えず6本のブレークポイントを生かせない。それでも6-6のタイブレークでは、序盤からリードを奪って7-6(1)とセットを取りきった。

危なげなく安定感のあるプレーで第1セットを先取した錦織は、第2セットでも第4、第6ゲームでデュースに持ち込むもサーブでしのがれてフラストレーションがたまる展開となってしまうが、我慢強くサービスキープしチャンスを待つと5-4の第10ゲームでようやくブレークに成功。ストレートで勝利し、準々決勝進出を果たした。試合時間は1時間42分だった。

試合後、錦織は「思ったより相手のサーブが良かった。リターンが合わなかったり、ブレークしきれなかったのがここまで苦戦してしまった。もうちょっとリターンを入れたかったですね」と試合を振り返った。

準々決勝では、18歳のアレックス・ミケルセン(アメリカ/同250位)と対戦する。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ