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2023.07.14

選手情報

ジャバーがサバレンカを下し3度目のグランドスラム決勝進出! 悲願の初優勝へあと1勝[ウィンブルドン]

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ジャバーが4人の優勝経験者を下し3度目のグランドスラム決勝へ。悲願の初優勝なるか

現地7月13日、「ウィンブルドン」女子シングルス準決勝が行われ、昨年のファイナリストである第6シードのオンス・ジャバー(チュニジア/世界ランク6位)が、第2シードのアリーナ・サバレンカ(同2位)を6-7(5)、6-4、6-3の逆転で下し、昨年に続いて決勝へ。悲願のグランドスラム優勝へあと1勝とした。

【動画】フォアハンド一閃! ジャバーの完璧なカウンターショット&マッチハイライト

28歳のジャバーは、今大会においてビアンカ・アンドレスク(カナダ/同50位)やウィンブルドンを2度制しているペトラ・クビトワ(チェコ/同9位)らグランドスラム優勝経験者を撃破。準々決勝では、昨年決勝で敗れているディフェンディングチャンピオンのエレナ・リバキナ(カザフスタン/同3位)に6-7(5)、6-4、6-1でリベンジを果たしている。

準決勝の相手は、パワフルなショットを武器に、勝ち上がってきたサバレンカ。今年の全豪オープンでグランドスラム初優勝し、4大会連続でベスト4入りしている世界2位だ。

試合は開始から声を上げてボールを強打するサバレンカに対して、ジャバーもスライスを使って攻撃をかわす。互いに持ち味を生かしながらブレークポイントを握るもブレークには至らず、サービスキープが続いて6-6のタイブレークに突入。ここでジャバーは先にリードするも、ミスを恐れず果敢に攻めたサバレンカが4連続ポイントで逆転。ジャバーは6-7(5)でセットを失ってしまう。

昨年のウィンブルドンで準優勝と悔しい思いをしているジャバーは、あとがなくなり巻き返さなければいけない状況に。それでも第5ゲームでブレークされ、2-4と流れがサバレンカにある中でなんとか食らいつきミスを引き出していくと第8ゲームでブレークバック。この勢いを生かして、第10ゲームでもサバレンカのサーブを破って6-4でセットを取り返した。

リードしながらも第2セットを取られたサバレンカは、トイレットブレークで時間を取って頭の中を整理。だが、ファンの声援も受けて流れに乗ったのはジャバーだった。ボールのスピード、回転を巧みに操り、サバレンカのリズムを狂わせると、4度のデュースの末に第6ゲームでブレーク。そのままリードを保って、最後はサービスエースで決めて見事な逆転勝ちを収めた。

試合後、「クレイジーな試合だった。試合に残れてよかったし、どんどんいいプレーができた。あと1試合できるのはよかった」と喜びを語ったジャバー。

第2セット2-4という劣勢の場面については「アリーナ(サバレンカ)やエレナ(リバキナ)のような選手と対戦する時、たとえ自分が0-40としていたも彼女たちは3本のエースを決めることができる。それに対してはどうすることもできない。できることは我慢強く、自分のプレーを証明できる瞬間を待つこと。今日の2-4もそういう場面だった」と、辛抱強く戦えたことが良かったとした。

悲願のグランドスラム制覇へあと1勝。昨年のウィンブルドン、USオープンに続いて3度目の挑戦となる。その相手は、オープン化以降のウィンブルドン女子シングルスでは初のノーシードから決勝に進んだマルケタ・ボンドロウソバ(チェコ/同42位)。対戦成績では3勝3敗の五分だが、今季は2度対戦し勝利できていない。「自分のことに集中するわ。彼女が2度目のグランドスラム決勝でどのようなプレーをするかわからない。2人とも優勝に飢えている」と述べている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma