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2023.10.04

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西岡良仁、世界49位を下して上海マスターズ本戦初勝利。次戦で世界9位ルードと対戦

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Photo by Getty Images

西岡良仁、2時間53分の激闘を制し上海マスターズ初勝利


10月4日、「ロレックス上海マスターズ」(中国・上海/ATPマスターズ1000)シングルス1回戦が行われ、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク38位)がダニエル・アルトマイヤー(ドイツ/同49位)を6-4、3-6、7-6(2)で下し、2回戦進出を果たした。

【画像】西岡良仁ら日本人3選手が出場「ロレックス上海マスターズ」シングルス組み合わせ

今年の全豪、全仏オープンでベスト16入りを果たした27歳の西岡は、ウィンブルドンから苦戦が続いていたものの、前週行われた「珠海選手権」(中国・珠海/ATP250)でツアー5度目の決勝に進出。

惜しくもツアー3勝目とはならなかったが、「USシーズンに比べると、とても安定してコンスタントに攻めることもできたし、かなり良いディフェンスをできていた。ラウンドが進むにつれてだんだん僕のプレーもよくなっていったので、本当に満足したテニスができた」と述べている。

今大会は予選に過去2度出場(2015、2019年)しているが、本戦を戦うのは初めて。初戦はキャリアハイを更新しトップ50入りを果たしたアルトマイヤーとなった。

試合は、思い切りのよいプレーで押し込むアルトマイヤーと、持ち前の粘り強さと揺さぶるラリーの組み立てを見せる西岡が、互いにサービスキープ。第6、第8ゲームとプレッシャーのかかる場面を迎えた西岡だが、これをしのぐと4-4の第9ゲームでアルトマイヤーのミスを引き出してブレークに成功する。続くサービスゲームもしっかりキープし、6-4で第1セットを取った。

続く第2セットで西岡は、第6ゲームでこの試合最初のブレークを許し、そのまま挽回できず3-6で失ったが、最終セットは西岡も立て直してアルトマイヤーにブレークポイントを握らせず。互いに一歩も譲らず突入したタイブレークで、攻め抜いた西岡が3度のミニブレークに成功し7-6(2)。2時間53分の熱戦の末に、上海マスターズ本戦初勝利を挙げた。

2回戦で西岡は、第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/同9位)と対戦する。両者の対戦成績は1勝1敗となっており、昨年9月のATP250ソウル準々決勝では、西岡が6-2、3-6、6-2で勝利し、そのままツアー2勝目を飾っている。

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