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2023.11.10

選手情報

日比野菜緒が勝利を挙げて女子国別対抗戦BJK杯は1勝1敗で2日目へ

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女子国別対抗戦BJK杯 日本対コロンビアは1勝1敗で2日目へ


11月10日、女子国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ by Gainbridge」プレーオフの日本対コロンビア(東京・有明コロシアム/11月10日~11日)の初日に、シングルス2試合が実施。日本は1勝1敗で明日に繋げた。

【画像】女子国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ by Gainbridge」プレーオフの日本対コロンビア 第1日フォトギャラリー

まず第1試合に登場したのは本玉真唯(島津製作所/世界ランク124位)。キャリアハイで33位を記録しているコロンビアNo.1選手のカミラ・オソリオ(同79位)に対し、気持ちのこもったプレーを見せてブレークスタートを決める。だが、この日はリードを奪っても守り切れない。計4度のブレークに成功した本玉だが、サービスゲームでは1度のキープできず、ブレーク合戦の末に第1セットを4-6で落とした。

続く第2セットもチャンスを作る本玉は、第5ゲームでブレークするも第6、第8ゲームでブレークを許す。3-5とあとがなくなった本玉は、強気なストロークとドロップショットを織り交ぜてマッチポイントを握られてからブレークに成功するも、4-5でこのセット3度目のブレークされ、4-6、4-6のストレートで敗れた。

第2試合には日本のNo.1選手である日比野菜緒(ブラス/同90位)が登場し、ユリアナ・リアラソ(同823位)と対戦。2-2から4ゲーム連取で第1セットを奪うと、第2セットも攻めの姿勢を貫いて6-4。日本に1勝をもたらした。

試合後、日比野は「勝てたことがすごくうれしい。たくさんのお客さんに来ていただいて、声援に後押しされながらチームのみんなもすごく盛り上げてくれたので、そのエネルギーに助けられた試合だった」と試合を振り返った。ランキングでは格下の相手だったものの冷静な試合運びを見せ、「70点ぐらいのいい試合ができた」と自己評価した。

また、初日を1勝1敗で折り返したことについて杉山愛監督は、「本玉選手は決して悪いプレーではなかったが、あと1ポイント、2ポイントを欲しいところで取れていたらスコアも変わっていた。でも、いいエネルギーで戦っていたからこそ、日比野選手にいい形で渡った。日比野選手も1敗した中でプレーすることはプレッシャーがかかる状況だったと思うが、エースらしく自分のやるべきことがしっかりできた試合だった。素晴らしい1勝をもぎ取ってくれたので、明日にいい形でつながった」とした。

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写真=山岡邦彦 Photos by Kunihiko Yamaoka