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2023.11.12

大会情報

福岡が33年ぶり2度目の優勝! 決勝まで無敗の愛知を下す[全国レディース]

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福岡が33年ぶり2度目の優勝


「ソニー生命カップ 第45回全国レディーステニス大会」の全国決勝大会(東京・有明テニスの森公園コート/11月9日~11日)の準決勝と決勝が11日に行われ、決勝では福岡が愛知を下し、33年ぶり2度目の優勝を果たした。

【画像】「ソニー生命カップ 第45回全国レディーステニス大会」の全国決勝大会 最終日のプレー&表彰式

大会2日目の10日には2018年大会以来、5年ぶりに秋篠宮皇嗣妃殿下が御観戦した女子アマチュアテニスの最高峰と言われる今大会。ダブルス3試合で勝敗を決する団体戦のトーナメント方式となっている。

過去に全日本選手権(予選を含む)や国民体育大会、全日本学生選手権に出場した選手は出場不可など参加資格に制限があり、さらに今大会ベスト4以上に進出した選手は今後この大会に出場することができない。そのため大会最終日となった準決勝以上の戦いは熾烈を極めた。

決勝進出を決めたのは、準決勝で京都を3-0で下すなど今大会1試合も落とすことなく勝ち上がってきた愛知と、大阪との熱戦の末に2-1で制した福岡。

試合は、No.3で愛知の浅田恵里香/西尾明日香が福岡の江本純子/澁田梓を6-0、6-1で下し先勝したものの、No.2では福岡の今大会負けなしの石田みゆき/小野理佳が綾部美千代/榊原美佳をフルセットの末に勝利。1勝1敗とし、試合の勝敗はエース対決に委ねられた。

福岡のNo.1を任されている川畑菜摘/橋詰侑果は、準々決勝、準決勝と敗れていた。だからこそ、「チームのメンバーには勝ってもらって決勝の舞台に立たせてもらった」とチームに感謝し奮闘。愛知の瀧恵里華/中川あかねを6-2、6-4で下し、福岡が33年ぶり2度目の優勝を果たした。

優勝を決めた川畑/橋詰は、「愛知の応援はすごかったけれど、福岡の応援もしっかり聞こえていた。いろんな人に支えてもらいプレッシャーはあったが、優勝できてうれしい。最高です」と喜んだ。

なお、3位決定戦では京都が大阪を3-0で下している。



「ソニー生命カップ 第45回全国レディーステニス大会 全国決勝大会」

●場所:有明テニスの森公園(東京都江東区有明2丁目2-22)
●種目:女子ダブルス
●日程:
・11月9日(木)/開会式、1回戦、2回戦
・11月10日(金)/3回戦、準々決勝
・11月11日(土)/準決勝、決勝、3位決定戦、表彰式および閉会式
●試合方法:
・各都道府県代表3組による団体戦トーナメント方式。
・ノーアド2タイブレークセット、ファイナルセット10ポイントマッチタイブレーク方式
・天候不順など、やむをえない事情により試合方法を変更する場合もある。
・その他については、「JTAテニスルールブック2023」の競技規則による。
●使用球:ダンロップフォート
●参加資格:
(1)2023年12月末日で満25歳以上の女性。
(2)自己の居住する都道府県より出場する(※複数の都道府県大会の出場は不可)。
(3)以下の大会に出場した人は参加できない。
・全日本選手権(予選も含む)
・全日本ジュニア18歳以下の種目に出場した人は、その後10年間出場不可。
・国民体育大会(本大会のみ、ジュニアと現在40歳以上の人は除く。同大会に監督としての出場者は可、選手兼監督での出場者は不可)
・全日本学生選手権(本戦出場者、ただし50歳以上の人は可)
・2022年度、2023年度全日本ベテラン大会出場者(予選も含む、ただし50歳以上の人は可)
(4)本大会出場経験者の参加制限は次の通り。
・全国決勝大会でベスト4に入賞した選手は、以降の大会に出場できない。
・全国決勝大会に3回出場した選手は、翌年から3年間出場できない。その後の出場は、第1回目出場とみなし、過去の出場回数は加算されない。

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Photo by Tennis Classic