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2023.11.11

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[奥脇莉音のプロ奮闘記(24)]全日本選手権は悔しい初戦敗退も自分のテニスを再確認「日々の積み重ねが足りない」

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調子の波が激しくも自分のテニスを再確認「練習の時から常にコートで表現」


こんにちは。奥脇莉音です。今回のコラムは、「三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権98th」についてお話しします。大会の結果は、シングルスは本戦1回戦、ダブルスベスト8でした。

【写真3点】奥脇莉音プロ @全日本テニス選手権での様子

シングルスは予選からの出場となり、実戦から3週間ほど空いての試合でした。最初は少し緊張してのスタートでしたが、きちんと感覚を戻すことができ、6-2、6-0ととても満足のいく試合ができました。ですが、予選2回戦では自分のテニスをすることができず、ただ粘るというテニスに。5-7、6-4、6-4で勝利はしたものの悔しい気持ちが残りました。

本戦1回戦では、予選の反省を生かし、きちんと自分のテニスをコートで表現することはできましたが、7-6(5)、2-6の1セットオールからファイナルセット6-7(0)で敗退しました。

今大会を通して、1大会の中で自分の波が激しく、このままではいけないと強く感じました。日々の積み重ねが足りないと気づき、良い日があったり、そうではない日があったり…。もっと一日一日、その日のやるべきことにフォーカスして、頑張らないといけないと感じました。

ただ、その中でも良い点もあり、自分のテニスを再確認することができました。これからはそのテニスを練習の時から常にコートでやり続けようと思います!

反省は沢山ありますし、悔しい思いの方が強いのですが、それをバネにもうこのような失敗をしないように切り替えて「高崎オープン」(群馬・高崎/W100)、そして来年の全日本選手権、来年のITFツアーに向けて頑張りたいと思います。

ダブルスでは、吉岡希紗選手に組んで頂き、1回戦を勝利することができました! 準々決勝で悔しい敗戦となりましたが、初のペアリングでここまで戦えたのはうれしかったです。そして、とても楽しくプレーすることができました。ダブルスももっと強くなって、来年は単複狙えるように頑張ります!

全日本選手権は、終わりましたが、まだまだ試合は続きます。強くなって、沢山の皆さんに応援していただけるように努力を重ね頑張りますので、応援よろしくお願い致します。

【奥脇莉音のプロ奮闘記】過去のコラムはこちらから

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[Profile]奥脇莉音(おくわき・りのん)

・2004年12月30日生まれ。埼玉県出身。
・秀明英光高等学校所属。株式会社グラムスリー契約。
・5歳のころからテニスを始め、2019年に関東ジュニア16歳以下で優勝。元世界4位・伊達公子さんが中心となって立ち上げた「KIMIKO DATE×YONEX PROJECT」のメンバーとなって力をつけると、2021年4月にプロ転向。どんなにつらい時でも笑顔を忘れずに"攻める""打ち勝つ"テニスで将来グランドスラム優勝を目指している。

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写真=本人提供

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