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2021.04.18

ジュニア選手

奥脇莉音選手インタビュー ポテンシャルを秘めたサウスポー! 尾﨑里紗プロと練習も。どうして左利きに!? プロ転向の理由とは!?【注目のジュニアテニス選手特集④】

この4月にプロ転向!
環境を変え、急成長している16歳

将来の活躍が期待される注目のジュニア選手を紹介するこのコーナー。4回目は、2019年関東ジュニア優勝、全日本ジュニア16歳以下でベスト8をマークし、この4月よりプロ転向した今、急成長中の秀明英光高校2年・奥脇莉音(おくわき・りのん)選手にインタビュー。どのようなきっかけでテニスをはじめ、日ごろはどのような練習を行っているのか、そして技術的にはどのような点を意識しているのか。日本テニス界のダイヤの原石に迫る!

【画像】奥脇莉音選手の写真をチェック



ボール投げは左
字を書く、箸を持つのは右

――テニスを始めたきっかけを教えてください。
お父さんが野球をやっていたので、小さいころは一緒にキャッチボールをするなど野球をやっていました。野球も楽しかったのですが、野球に似た何か別のスポーツをしたいなと思うようになり、テニスコーチをしているお父さんの親戚の人のところへ見学しに行ったら、テニスがとても楽しそうだったので始めることにしました。確か6歳ぐらいのときで、小学校に入学する前だったと思います。

――テニスのどんなところが楽しいと感じましたか?
はじめのうちはラケットにボールに当たらないことも結構ありましたが(笑)、当たるようになるとうれしいと感じ、やっていて楽しいなと思いました。

――奥脇選手はサウスポーですね。最初からずっと左でプレーしていたのですか?
テニスを始めたばかりのころは、どっち利きかわからない状態でやっていて、両方両手でも打っていましたし、フォアハンドは右手で、バックハンドは左手で打つということもありました(笑)。左に決めたのは、小1ぐらいのときだったと思います。どちらがいいのか当時のコーチと話していたときに、左で打つことにしました。文字を書いたり、お箸を持ったりするのは右ですが、ボール投げは左でやっていたので、テニスも左にしたという感じです。完全に左で打つことに慣れるまで、ちょっとだけ苦労しました。

――テニスで上を目指そうと思い始めたのはいつぐらいですか?
正確に覚えているわけではありませんが、小学生のころからずっと”プロ選手になる”ということは目標にしてやってきました。テニスを始めるときも、お父さんから「やるなら最後までやり続けなさい」と言われていて、やるからには全国優勝を目指そうと自然に思ってきました。ただ、当時の私は「全国」のことを「全部の国」だと思っていたので(笑)、「全国大会優勝=世界1位」を目指してやっていました。これまで目標や将来の夢について書いたりする機会があると、だいたい“プロテニスプレーヤーになる”と書いていましたね。



――日ごろ、どのような練習をしているのか、1日の練習時間と内容を教えてください。
練習は1日4時間ぐらいで、1週間に1~2日は休みます。休みの日はトレーニングすることはありますが、テニスはしません。
練習については、はじめの1時間から1時間半ぐらいはアップして、約2時間テニスをやって、最後にトレーニングという感じです。トレーニングを含めて1日4時間ほど練習しています。

――どのような練習をしていますか?
私の場合、振り回しやラリー練習がメインです。特に今、重点的に取り組んでいるのは、足を使ってボールにきちんと入って打つこと。また私はあまり体力に自信がないので、体力強化とフットワーク強化のために振り回し練習を重視して取り組んでいます。

――現在、奥脇選手は川原努コーチのもとで練習していると思いますが、いつから一緒に練習しているのですか?
去年の秋ぐらいからです。もっと強くなりたいと思い、尾﨑里紗選手(江崎グリコ)のコーチである川原コーチにお願いしました。世界で戦うために必要なことを学べると思ったのと、世界で活躍している選手を間近で感じられる環境があることがいいなと思ったからです。

――尾﨑選手と練習することもあるのでしょうか?
はい。一緒に練習してもらうことも多いです。ラリーをしてもらうことが多いのですが、尾﨑選手のボールはバウンド後かなり跳ねてくるので、そうしたボールにどうやって動くのか、とても練習になります。飛んでくるボールの質が今まで経験したことのあるボールと明らかに違うので、ものすごく勉強になります。また、足の運びやフットワークもとても参考になります。例えば、私が尾﨑選手を振るという練習の時、尾﨑選手からは私よりも2~3球ぐらい多く返ってくるんです。持久力や体力も違うので本当にすごいなと感じますし、一緒に練習させてもらうことで多くのことを学んでいます。

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写真=松村健人(NBP) Photos by Takehito Matsumura

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