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2021.04.18

ジュニア選手

奥脇莉音選手インタビュー ポテンシャルを秘めたサウスポー! 尾﨑里紗プロと練習も。どうして左利きに!? プロ転向の理由とは!?【注目のジュニアテニス選手特集④】


19歳でWTA世界ランキング200位以内
グランドスラム本戦に入るのが目標

――この4月からプロに転向した奥脇選手。プロ転向を決断した理由を聞かせてください。
以前から、高校在学中にプロになれたらいいなという思いをずっと持っていました。それを川原コーチやサポートしていただいている方々にも話していて、いろいろ相談した結果、この時期にプロ転向しようということになりました。“19歳でWTA世界ランキング200位以内に入ること、グランドスラムの本戦(または予選)に入ること”を目標にしていて、そこから逆算していくと、今のうちに世界で戦っておく必要があると考えました。そうした理由からプロ転向を決めました。

――それでは、今後ITFなどの大会に出場する予定ですか?
そうですね。もうあまり時間は残されていないので、ジュニアの大会には出場せず、今の段階からITFの大会にチャレンジして経験を積もうと思っています。日本で大会があれば出たいですが、大会が開催されていないので、海外の大会など出場できれば出場したいです。ただ、まだ今後のスケジュールなどは具体的に決まっていません。



――ライバルとして意識する選手はいますか?
あんまり意識したことはないですね。同年代の選手には負けたくない、という気持ちはありますが、ライバルだという意識はありません。逆に、ライバルだと思うと変に意識してしまうので、あまり思わないようにしています。

――最後に将来の夢を聞かせてください。
グランドスラムに出て、優勝するのが目標です。ただ、人間性が伴っている必要があると思うので、人間性も世界一と言われるぐらいの人になりたいです。きちんと感謝ができたり、当たり前のことを当たり前だと思わずに取り組めたり、特に家族思いだったり仲間思いであることは大事だと思っています。スペインのラファエル・ナダル(世界ランキング3位)選手のような人間性を持った選手になりたいです。


川原コーチのもと根本的なフォームの改善に取り組み、現在急成長している奥脇選手。そんな奥脇選手のことを、一緒に練習している尾﨑プロは「最初のころと比べて、体を使ったスイングができるようになってきた。飲み込みもよく、吸収するのが早い。トレーニングを積んでもっとフィジカルを強化すれば、海外の選手にも通用するようなプレーができるのではないか」と高く評価。また、奥脇選手には技術的なことよりも、「“ツアーはこんなに厳しいものなんだよ”とか、“プロとして活動するのはとても夢があるけれど、すごく大変なことでもあるからね”といったことを伝えている」とプロ選手の生活がどのようなものかアドバイスしているという。目標に向かってまっしぐらに進んでいる奥脇選手。サウスポーを生かしたテニスを磨いて、世界へ大きく羽ばたいていってほしい。


〈奥脇莉音選手使用ギア〉
ラケット  ヘッド GRAVITY MP
ストリング ヘッド HAWK 125 43〜45ポンド
シューズ  アシックス
ウエア   セントクリストファー


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写真=松村健人(NBP) Photos by Takehito Matsumura

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