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2021.11.22

選手情報

[奥脇莉音のプロ奮闘記(1)]コラム始めました! 今は基礎・基本、特にフィジカル面を鍛えています!

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グランドスラムで戦うために
日々頑張っています


はじめまして、プロテニスプレーヤーの奥脇莉音(おくわき・りのん)です。

所属はプロ・フリー。2004年12月30日生まれの16歳、出身は埼玉県上尾市で、高校は秀明英光高校に通っています。

【画像】奥脇莉音プロの練習シーンをチェック!

5歳からテニスを始め、今年の5月にプロテニスプレーヤーに転向しました。きっかけは、「伊達公子×YONEX PROJECT」(15歳以下の女子小中学生を対象としたトップジュニア育成プログラム)のメンバーに選ばれたことや、そこからの成績が上がったこと、また環境を変えたことで“さらに上を”という思いが強くなったからです。
伊達さんのプロジェクトでは、本当に多くのことを学びました。何より私が一番心に残っているのは、“試合を楽しむ”ということです。

そして、きっかけともなった試合があります。
それは、コロナ禍で大会がなくなり、日本でのジュニアの大会もほとんどない中2020年11月に開催された、伊達さん主催のITFジュニア大会「リポビタン国際ジュニアSupported by KIMIKO DATE×YONEX PROJECT」です。その時、新しいコーチとの初めての大会で、テニスをすべて変え、環境も変えた中で伊達さんに教わったこと、それから試合を楽しむことを意識して、優勝を狙い挑みました。
結果は準優勝でした。自分の中では、悔しい気持ちでいっぱいでした。

ただ、ITFジュニアの大会で、これまでは1回戦を勝てるか勝てないかという私が、決勝まで勝ち上がれたことはとても自信になりましたし、私自身プロになってもっと活躍したいという思いが強くなりました。伊達さんのプロジェクトで学んだことを生かし、一般のグランドスラムで戦うために日々、努力していきたいと思います。

現在、gram3様にマネージメントをしていただき、キャピタルスポーツ様、HEAD様、テニック様にご支援を受けて活動をしています。ラケットはHEAD『グラビティ』を愛用し、ウェアはセントクリストファー、Balle de Match(バル・デ・マッチ)を着用しています。

今はフィジカル面を強化
サーブももっと鍛えたい


今年は7月にヨーロッパに遠征に行き、初の一般ITF大会に出場しました。スペイン2大会とフランス1大会に出場。それぞれ予選決勝まで行くもなかなか本戦まで勝ち上がれず、悔しい思いをし、WTAポイントを3ポイント獲得したものの世界の壁の高さを感じて帰ってきました。日本の試合では、10月に行われた全日本選手権に予選から出場でき、第一目標であった本戦出場まで駒を進めることができました。



本戦では残念ながら1回戦で敗退。この悔しさや試合を通しての反省、課題を振り返り、現在は試合に出場するのではなく、練習で基礎・基本をじっくりとこなしています。特にフィジカル面での強化の必要性を感じたため、フィジカル強化を主に取り入れて行っています。また、サーブももっと鍛えていきたいと思います。


12月には沖縄合宿を控えており、テニスに集中し技術面でも身体面でも、精神面でも強くなるよう鍛えていきたいと考えています。

これから、定期的にコラムを書いていきます。1人でも多くの方に読んでいただけるように精いっぱい頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。

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