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2023.12.04

選手情報

[奥脇莉音のプロ奮闘記(25)]ITF10万ドル大会出場など刺激の多かった1ヵ月「日本リーグでもチームに貢献できるよう頑張ります!」

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全日本選手権で優勝した加治遥選手(写真右)と

いつもよりレベルの高いITF10万ドル大会出場で「たくさんの刺激を受けました」


こんにちは! 奥脇莉音です。11月は刺激の多い1ヵ月になりました。まず、10月末に行われた全日本選手権では、優勝した加治遥選手と私のマネジメント会社が一緒ということもあり、応援と勉強を兼ねて決勝戦を観戦しました。

【写真3点】奥脇莉音プロ @全日本テニス選手権での様子

加治選手の試合における技術と精神力(粘り強さ)の高さを改めて実感し、感激・刺激を受けました。私もいつかこのセンターコートで決勝を戦い、優勝したいと強く思いました。

11月はJWT50シリーズ大会のポイントシステムでいただいた最優秀賞の特典で、ワイルドカード(主催者推薦/WC)をいただいて10万ドルの高崎の試合に臨みました。結果は、シングルスは2週とも予選1回戦敗退。ただ、2週目には1週目でベスト4の選手(WTAランキング200位台)と試合を行い、1セットを取るなど競ることができたのは収穫でした。

まだまだ精度も含めて課題は沢山ありますが、一つ感じたことはITF10万ドル大会に出場している選手達と練習や試合をしても、しっかり打ち合える、打ち負けてないと感じることができました。ちなみに2週目はダブルスもWCで出場。世界ランク100位台の選手達に負けてはしまいましたが、シングルスと同様にこれから!という気持ちで試合を終われました。

11月末に行われた4万ドルの横浜の試合もなんとか出場できましたが、フルセットで予選1回戦で負けてしまいました。自分自身ときちんと向き合い、弱さを克服しなければ上にはいけません。今回、いつもより高いレベル大会に出場しましたが、自分にはまだ遠いと改めて感じました。選手達の技術や精神力、練習をしっかり見ることができ、たくさんの刺激を受けたことで、自分の課題や何が必要かなどの整理ができたと思います。来年もまた「この場所でプレイしたい!」「今度は自分の力で行けるように!」と強く実感した期間になりました。

そして12月には日本リーグがあります。10月に行われた「全国実業団対抗テニストーナメント」では、所属する橋本総業が全勝優勝することができ、同じチームで臨む日本リーグも再び貢献できるよう、粘り強く頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。

【奥脇莉音のプロ奮闘記】過去のコラムはこちらから

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[Profile]奥脇莉音(おくわき・りのん)
・2004年12月30日生まれ。埼玉県出身。
・橋本総業所属。株式会社グラムスリー契約。
・5歳のころからテニスを始め、2019年に関東ジュニア16歳以下で優勝。元世界4位・伊達公子さんが中心となって立ち上げた「KIMIKO DATE×YONEX PROJECT」のメンバーとなって力をつけると、2021年4月にプロ転向。どんなにつらい時でも笑顔を忘れずに"攻める""打ち勝つ"テニスで将来グランドスラム優勝を目指している。

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写真=本人提供

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