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2024.01.12

選手情報

大坂なおみ、2度優勝経験のある全豪オープンに「懐かしさを感じる。また勝ちたい」。初戦は元世界4位のガルシア[全豪オープン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみ、2年ぶりの全豪オープン「戻って来れたことにすごく興奮している」


今年最初のグランドスラムとなる「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)の開幕に先駆けて12日に大会前記者会見が行われ、出産を経て2022年の全米オープン以来となるグランドスラムに出場する大坂なおみ(フリー/世界ランク833位)が出席した。

【画像】「全豪オープン」男女シングルスの組み合わせ

26歳の大坂は、2022年9月の「東レ パン パシフィック オープンテニス」(東京・有明/WTA500)2回戦を棄権すると、その後ツアー出場はなくシーズンが終了。昨年の全豪オープン前に妊娠を発表し、7月に第一子となる女の子を出産した。

約1年3ヵ月ぶりの実戦復帰となった今大会前哨戦の「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/WTA500)では2回戦敗退となったが、試合後の記者会見では「この2試合で自分は大丈夫だということがわかった。すごく残念だったけど、努力を続けていけば最終的に自分が望んでいるところにたどり着ける」と手応えを語っている。

グランドスラムとしては2022年の全米オープン以来となり、全豪オープンは2年ぶりの出場。メルボルンの地で2度の優勝を手にしている大坂は、この日の記者会見で「懐かしさをまた感じることができた。戻って来れたことにすごく興奮している。些細なことだけれど、前と同じロッカーがあり、ロッド・レーバー・アリーナでボールを打てるだけで、空を見上げてここで2回優勝できたんだと実感できる。また勝ちたい」と思い出に浸りながら、今大会への思いを口にした。

今大会の初戦では、元世界ランク4位で第16シードのキャロライン・ガルシア(フランス/同20位)と対戦。対戦成績は大坂の1勝0敗で、2年前の全豪オープン2回戦で対戦しており、6-2、6-3で大坂が勝利している。

「もちろん厳しい(相手)と思う。彼女はシードだし、すごい選手。トップ5の選手に必要なショットをすべて持っている」と強敵であるとしながらも、「(ドローを見て)思ったのは、『タフだ、でも自分のやりたいことを成し遂げられる』ってこと。自分の思い通りにできればいい」と語った。

全豪オープンは初めて日曜日に開幕。1月14日に開幕し、28日に閉幕する。

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