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2024.03.11

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シフィオンテク、全豪で敗れた19歳に雪辱「安定したプレーを心がけた」

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Photo by Getty Images

シフィオンテク、全豪OPで敗れた19歳を破って4回戦へ


現地3月10日、女子ツアー「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)シングルス3回戦が行われ、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランク1位)が、第26シードのリンダ・ノスコバ(チェコ/同29位)を6-4、6-0で下し、ベスト16入り。全豪オープンで敗れた相手に雪辱を果たした。

【動画】シフィオンテクが19歳に雪辱を果たし4回戦進出 マッチハイライト

2年ぶり2度目のタイトル獲得を狙う22歳のシフィオンテクは、初戦となった2回戦でダニエル・コリンズ(アメリカ/同56位)と対戦し、第1セット3-3から一気に9ゲームを連取。6-3、6-0で破り、3回戦へ。1月の全豪オープン3回戦で6-3、3-6、4-6の逆転負けを喫したノスコバとの対戦を迎えた。

試合は、シフィオンテクが積極的に攻撃。第2ゲームでは相手のダブルフォールトも重なって2本のブレークポイントを握る。しかし、これをものにできず、ノスコバにサービスキープされると、続くゲームでブレークされて先にリードを許してしまう。

それでもラリー戦でノスコバにプレッシャーをかけていきポイントを獲得するシフィオンテク。第8ゲームでこの日最初のブレークに成功すると、第10ゲームでもチャンスが訪れる。セットポイントでノスコバのドロップショットに素早く反応し、バックハンドのウィナーを放って6-4でセットを奪った。これで勢いに乗ったシフィオンテクは、セーフティーに攻めつつチャンスは逃さず。第2セットを6ゲーム連取で一気に試合を決めた。

全豪オープンでノスコバに敗れた後、WTA1000ドーハの前にコーチらとともに敗戦を分析したというシフィオンテク。「もっといいプレーをしよう、同じようなミスをしないようにし、自分のプレーを改善しようというモチベーションがあった」とプラス面しかなかったという。

第1セットの2-4では3度のピンチを迎え、2度目のブレーク寸前までいったが、「ラリーを早く終わらせようとしすぎたかもしれない。安定したプレーを心がけて、ミスを少しでも減らせばチャンスはやってくると思っていた。このコートが私のプレーに合っているという長所を生かしたかった」と逆転でのセット奪取につなげた。

これで本戦初出場を果たした2021年大会から4年連続でベスト16。4回戦では、ユリア・プチンツェワ(カザフスタン/同79位)と対戦する。

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