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2024.04.05

選手情報

ナダル、大会8連覇など歴代最多11度の優勝誇るモンテカルロ大会を欠場「出場できないことが僕にとってどれほど辛いことか」

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Photo by Getty Images

ナダル、練習動画公開するも試合に出場できない僕にとってどれほど辛いことか」


4月4日、元世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク649位)は、自身のSNSを更新。「体がどうしても許してくれない」と、7日に開幕する「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(モナコ・モンテカルロ/ATPマスターズ1000)を欠場することを明らかにした。

【動画】ナダル、自身のアカデミーでの練習動画を公開もモンテカルロ大会は欠場

昨年の全豪オープンで股関節を負傷しツアーを離れていた37歳のナダルは、今年1月のATP250ブリスベンで約1年ぶりに復帰したものの、今度は脚部を痛めて実戦から遠ざかる。3月初旬には世界ランク3位で同じスペインのカルロス・アルカラスとエキジビションマッチを行い、元気な姿を見せていた。

しかし、実戦にはまだ難しいようで「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)を欠場。2005~2012年の8連覇を含む、歴代最多11度の優勝を誇る「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」も出場を辞退することとなった。

自身のアカデミーで行われたクレーコートでの練習動画を公開するとともに、ナダルは「僕にとって難しい時期だ。残念ながらモンテカルロではプレーできないことを伝えなければいけない。体がどうしても許してくれないんだ」と欠場を発表。

「僕にとってとても重要な大会でプレーし、戦いたいという気持ちで、毎日最大限の努力をしても今日はプレーできないというのが現実。このような大会に出場できないことが僕にとってどれほど辛いことか」

「僕にできる唯一のことは、この状況を受け入れて好転するチャンスを待ちながら、プレーへの意欲を維持して未来に目を向けること。いつも応援してくれるみんな本当にありがとう」と、プレーできない歯がゆさを感じながら完全復帰への道を歩みたいとした。

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