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2024.04.23

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ジョコビッチ、5度目のローレウス年間最優秀男子選手賞に輝く「支えてくれたチーム、刺激的なライバルのおかげ」

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Photo by Getty Images

ジョコビッチ、5度目の年間最優秀男子選手賞を獲得


今年で25回目を迎えたローレウス世界スポーツ賞が4月22日に発表され、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が年間最優秀男子選手賞を受賞。女子車いすテニスのディーデ・デグルート(オランダ)が年間最優秀障害選手賞、ラファ・ナダル財団がローレウス・スポーツ・フォー・グッド賞に輝いている。

【画像】ジョコビッチやナダル、ナブラチロワ、ベッカーらが授賞式に出席

スポーツの各分野で活躍した選手を称え、“スポーツ界のアカデミー賞”とも呼ばれる「ローレウス世界スポーツ賞」。8つのカテゴリーの候補者は世界中のジャーナリストの投票によって選出され、最終的に69名のローレウス・アカデミー会員の投票によって受賞者が決まる。

36歳のジョコビッチは2012、2015、2016、2019年に年間最優秀男子選手賞を受賞しており、今回で5度目。昨季、全豪オープンや全仏オープン、全米オープンの3つのグランドスラムを制し、ウィンブルドンでは惜しくも準優勝と年間グランドスラムにあと一歩まで迫った。また、ツアー最終戦で7度目の優勝とともに、史上最多8度目の年間1位を獲得。これらの功績が評価された。

「信じられないほど光栄だ。24歳で初めて受賞した2012年を思い出す。あれから12年、僕とファンに多くの興奮と成功をもたらしたこの1年を振り返り、ここにいることをとても誇りに思う」

「昨年1月にオーストラリアで10度目のタイトルを獲得できたことはとてもスリリングだった。あの大会は僕にとって思い入れのある大会で、信じられないような1年を過ごすことができた。このような成功を収めることができたのは、支えてくれた素晴らしいチーム、そして常に最高の自分であろうと背中を押してくれた刺激的なライバルたちのおかげだ」

「ローレウス賞は、アカデミーを構成する69人の世界トップクラスのアスリートから認められたという意味で、とても特別なもの。スポーツ界の英雄から票を得ることができるからこそ、この賞はスポーツ界全体が欲しがるものになった」とコメントした。

年間最優秀障害選手賞は、車いす女子テニスのデグロートが5度目のノミネートにして初受賞。デグロートは、2021年2月に上地結衣(三井住友銀行)に敗れて以来、連勝街道を突き進む。現在142連勝中で、3年連続で年間グランドスラムを成し遂げている。

ローレウス・スポーツ・フォー・グッド賞は、自身も計4度の受賞経験があるラファエル・ナダル(スペイン)が設立したラファ・ナダル財団が受賞した。同財団はスペインとインドで1000人以上の若者を支援し、スポーツと教育を通じて平等な機会を提供。若者の人生において自身の力を発揮できるように支援してきたことが評価された。

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