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2024.05.31

選手情報

錦織圭、世界15位シェルトンとの第2セット終了後に棄権を決断「鋭い痛みを感じ始めた」。3年ぶりの全仏オープンは2回戦敗退[全仏オープン]

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錦織圭、ぶっつけ本番で臨んだ全仏オープンは2回戦敗退


5月30日、「全仏オープン」(フランス・パリ)男子シングルス2回戦が行われ、前日に順延となっていた錦織圭(ユニクロ/世界ランク350位)と第15シードのベン・シェルトン(アメリカ/同15位)の試合は、6-7(7)、4-6となったところで錦織が途中棄権を決断した。

【画像】錦織圭ら日本人4名が出場「全仏オープン」男子シングルス組み合わせ

今年3月の「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATPマスターズ1000)で8ヵ月ぶりに復帰した34歳の錦織だが、同大会で1回戦敗退。その後はクレーコート・シーズンでの復帰を目指して大会のエントリーが続いたものの、出場することはなくぶっつけ本番で今大会を迎えた。

これまで全仏オープンには11度出場し、最高成績は2015、2017、2019年のベスト8。3年ぶりの出場となった初戦では、予選から勝ち上がってきたガブリエル・ディアロ(カナダ/同166位)と対戦し、4時間22分の激闘の末に7-5、7-6(3)、3-6、1-6、7-5のフルセットで下して、2021年の全米オープン2回戦以来となる997日ぶりにグランドスラムで白星を挙げている。

2回戦の相手は、昨季にツアー初優勝や全米オープン4強などの結果を残した第15シードのシェルトン。29日に行われた第1セットでは、錦織はシェルトンのビッグサーブに苦戦しチャンスを作ることができない。サーブのスピードが出せない中でも、錦織は我慢強くストローク戦でポイントを奪っていく。ラリー戦で左右に動かしながら、シェルトンのミスを引き出してポイントを獲得。第10ゲームでは2本のセットポイントを防いで、5-5としたところで雨による中断。30日の順延が決まっていた。

再開後、シェルトンは強烈なサーブで、錦織はショットのバリエーションで互いにサービスキープ。大事な6-6のタイブレークでは、錦織にもセットポイントが訪れたが、最後はシェルトンの時速224キロのサーブに手を伸ばしたもののネットを越えず、6-7(7)でセットを先取された。

追いかける展開となった錦織は、第2セット第1ゲームでピンチを迎えると、ドロップショットを読まれていきなりブレークされる。その後もシェルトンのバック側を狙うもタイミングが合ってくるのと同時に、ショット精度もダウンし第3ゲームも落とした錦織。2-5の第8ゲームでは勢いに乗るシェルトンからこの試合最初のブレークに成功したものの、追いつくことはできず4-6。2セットダウンと錦織はあとがなくなった。

ここで再び雨のため試合が中断。これが恵みの雨となればよかったが、試合中から右肩を気にする素振りを見せていた錦織は棄権を決断し、シェルトンが3回戦進出を果たした。

錦織は会見で「2、3ヵ月前から肩の調子が悪くて、それが悪くなってきた。1回戦の前に大丈夫と思ったのでプレーしたが、5セットをプレーする肩の準備ができていなかった。最初は大丈夫だったけど、第1セットと第2セットをプレーした後に痛み始めた。もう1セットプレーできるかもしれないと思っていたが、鋭い痛みを感じ始めたから止めた」と棄権の理由を明かしている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma