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2024.05.30

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錦織圭と世界15位シェルトンの試合は第1セット途中5-5で順延に[全仏オープン]

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Photo by Getty Images

錦織圭、世界15位シェルトンとの一戦は雨のため順延


5月29日、「全仏オープン」(フランス・パリ)男子シングルス2回戦が行われ、錦織圭(ユニクロ/世界ランク350位)と第15シードのベン・シェルトン(アメリカ/同15位)の試合は第1セット5-5となったところで降雨中断。30日に順延となった。

【画像】錦織圭ら日本人4名が出場「全仏オープン」男子シングルス組み合わせ

34歳の錦織は、昨年6月に股関節手術などの怪我から約1年8ヵ月ぶりにコートに戻ってきたものの左膝を負傷し離脱。今年3月の「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATPマスターズ1000)で8ヵ月ぶりに復帰したが、同大会で1回戦敗退後は欠場が続き、ぶっつけ本番で今大会を迎えた。

これまで11度出場し、最高成績は2015、2017、2019年のベスト8となっている全仏オープン。3年ぶりの出場となった初戦では、予選から勝ち上がってきたガブリエル・ディアロ(カナダ/同166位)と対戦し、4時間22分の激闘の末に7-5、7-6(3)、3-6、1-6、7-5のフルセットで下して、2021年の全米オープン2回戦以来となる997日ぶりにグランドスラムで白星を挙げている。

2回戦では、ツアーに本格参戦した昨季にツアー初優勝や全米オープン4強などの結果を残して、トップ選手の仲間入りを果たした第15シードのシェルトンと対戦となった。

第1セット、錦織はリターンのポジションを変えながらシェルトンのビッグサーブの感覚を掴もうとする。それでも時速220キロを超えるスピードに押し込まれチャンスを作ることができない。サービスゲームにますますプレッシャーがかかる錦織は、1回戦で4時間22分の激闘の影響かサーブのスピードが出せない中で我慢強くプレー。ラリー戦で左右に動かしながら、ミスを引き出してポイントを獲得していく。第10ゲームでは2本のセットポイントを防いで、5-5とした。だが、ここで雨による中断。再開のめどが立たず、翌30日の順延が決まった。

試合は同じコート7の第2試合。第1試合は日本時間18時開始で女子の試合が組まれている。

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