close

2024.07.10

選手情報

シナー、めまいでコート離れる場面も…棄権は考えず「ベストを尽くした」[ウィンブルドン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

Photo by Getty Images

シナー、世界1位で臨んだウィンブルドンは準々決勝敗退


現地7月9日に行われた「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)男子シングルス準々決勝、世界ランク1位として初めてグランドスラムに臨んだヤニック・シナー(イタリア)は、試合中にめまいで苦しみながら最後まで戦い抜いたものの、4時間の熱戦の末に同5位のダニール・メドベデフに7-6(7)、4-6、6-7(4)、6-2、3-6で敗れた。

【動画】シナー、4時間の激闘もフルセットで敗れ準々決勝敗退 マッチハイライト

今年1月の「全豪オープン」でグランドスラム初優勝を果たし、「全仏オープン」ではベスト4。22歳のシナーは、イタリア人選手として初めて世界の頂点に立った。そして、前哨戦ATP500 ハレでタイトルを獲得し、勢いに乗って臨んだ今大会も順当に勝ち上がった。

準々決勝は、昨年10月から5連勝中のメドベデフと対戦。全豪オープン決勝では2セットダウンから逆転で破った相手だが、この日の試合では4時間の接戦の末に敗れた。

タイブレークで第1セットを奪ったシナーだが、第2セットはショットの精度が落ちて、メドベデフにセットを奪い返され流れに乗れない。さらに、第3セット第3ゲームでブレークを許した直後に、シナーは元気のない様子でメディカル・タイムアウトを取って10分ほどコートを離れた。

「今朝から気分が良くなかったんだ。いくつか問題があって、それに疲労もあり辛かった」とし、「嘔吐はしなかったけど、めまいがひどくて時間がかかった。コートの外では少し大変だった」と満足のいく状態ではなかったという。

それでも途中棄権することは考えておらず、「コートに戻ってからはベストを尽くした」と言うように徐々にプレーレベルも改善。「第3セットは残念だ。セットポイントは何度かあったのにそれを生かせなかった。第4セットはレベルが上がったし、第5セットはサービスゲームが1ゲーム悪かっただけで、それが試合を決めてしまった」と、紙一重の戦いで敗れた。

世界1位となって初めて迎えたグランドスラム。前哨戦での調子が良かっただけにベスト8という結果は悔しい。

だが、「次の大会に向けて自信になった。これからが楽しみだ。シーズンはポジティブに進んでいるし、負けた試合はとても僅差。ポジティブなところだけを見ていればいい」と決して下を向かない。

「これからもっと多くの準々決勝、準決勝に進んで、再び大きなトロフィーを手にするチャンスを得たい。ハードワークし、正しい解決策と方法を見つけることでさらに上を目指せると信じている」と先を見据えた。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録