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2024.07.28

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元世界1位ナダルとアルカラスの17歳差コンビが躍動! 第6シードを下して2回戦へ[パリ五輪]

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Photo by Getty Images

ナダルとアルカラスのスペインペアが2回戦進出


現地7月27日、「パリ五輪」男子ダブルス1回戦が行われ、世界ランク3位のカルロス・アルカラスと全仏オープンを14度制した元世界ランク1位のラファエル・ナダルのスペインペアは、第6シードのマキシモ・ゴンザレス/アンドレアス・モルテーニのアルゼンチンペアを7-6(4)、6-4で破り、2回戦進出を果たした。

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今年6月に38歳の誕生日を迎えたナダルは、これまで22度のグランドスラム優勝などツアー通算92勝。全仏オープンを前人未到となる14度の優勝を飾った“クレーキング”は、昨季から度重なる怪我に悩まされ、今季限りでの引退を示唆している。

五輪では2008年の北京大会でシングルス金メダル、リオデジャネイロ大会でマルク・ロペスとともにダブルス金メダルを獲得。ロンドン、東京大会には出場できず、通算4度目の五輪となった今大会では、直前に右太ももを痛めてテーピングを巻いて試合を迎えた。

ペアを組むのは、今年の全仏オープンとウィンブルドンを制すなど、ナダルに代わってスペインテニス界を牽引する21歳のアルカラス。初めての五輪出場で、この試合の前にはシングルス1回戦で白星を飾っている。

17歳差の夢のようなコンビのデビュー戦は、開始早々にブレークを許したものの、直後のゲームですぐに追いつくと、パワフルなショットと反応の良いネットプレーを披露する。ダブルスを主戦場とする相手に互角の戦いを見せ、タイブレークの末に7-6(4)で第1セットを先取する。

第2セット、第1セット同様に先にリードを許したアルカラス/ナダルは、第5ゲームでブレークバック。世界を制してきたフォアハンドを武器に、力で押していくと、セット終盤の第9ゲームで遂にリードを奪って6-4。ストレートで第6シードを下して、2回戦進出を決めた。

2回戦でアルカラス/ナダルは、タロン・フリークスポール/ウェズリー・クールホフ(オランダ)とマートン・フチョビッチ/ファビアン・マロジャン(ハンガリー)の勝者と対戦する。

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