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2024.08.30

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柴原瑛菜、女王シフィオンテクに真っ向勝負するも1ゲームしか奪えず2回戦敗退[全米オープン]

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柴原瑛菜、世界No.1にストレートで完敗


現地8月29日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)女子シングルス2回戦が行われ、予選から勝ち上がった柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス/世界ランク217位)は、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド/同1位)に挑んだが、0-6、1-6のストレートで敗れた。

【動画】柴原瑛菜、世界No.1に1ゲームしか奪えず完敗 マッチハイライト

今季はシングルスにも精力的に出場し、ITF大会で着実に結果を残している柴原。今年1月に548位だったランキングを自己最高の217位まで上昇させた。

今大会がシングルスでは初めてのグランドスラム予選に出場となり、3試合を勝ち抜いて初めて本戦の切符を獲得。1回戦では、3時間17分の激闘の末にダリア・サビル(オーストラリア/同95位)を6-3、4-6、7-6(6)で下し、うれしいグランドスラム初白星を挙げた。

この日の柴原は、笑顔で戦いの場であるセンターコートに入場してきた。試合の立ち上がりから動きが良く、女王・シフィオンテクに真っ向から打ち合う姿を見せる。しかし、それ以上に良かったのがシフィオンテクだった。高い集中力を維持し、ミスなく厳しいショットで相手を追い詰める。その圧倒的な強さに柴原も引いてしまったか、第1セットを0-6で落としてしまった。

まず1ゲームを奪って落ち着きたい柴原。第2セット、10分以上もつれた第2ゲームでようやくサービスキープし、笑みを浮かべた。それでもシフィオンテクのプレーは盤石。第4ゲームでブレークされると、第6ゲームも落としてシフィオンテクが5ゲームを連取し、世界No.1の実力を発揮した。

シフィオンテクは3回戦で第25シードのアナスタシア・パブリチェンコワ(同27位)とエリザベッタ・コッチャレット(イタリア/同65位)の勝者と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma