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2024.11.13

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島袋将が準々決勝に進出「打ち勝てる自信があった」[兵庫ノアチャレンジャー]

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昨年準Vの島袋将、逆転勝ちで8強入り

「兵庫ノアチャレンジャー」(兵庫・ブルボンビーンズドーム/チャレンジャー100)シングルス2回戦が11月13日に行われ、島袋将(有沢製作所/世界ランク177位)はリー・トゥ(オーストラリア/同178位)を4-6、6-2、6-2の逆転勝ちでベスト8入りを果たした。

【動画】島袋将 華麗なフォアハンドのダウン・ザ・ラインで試合を締める 勝利の瞬間

昨年の準優勝者である島袋。今大会1回戦で第8シードのコールマン・ウォン(香港/同159位)を7-6(5)、6-2のストレートで下して2回戦に進んだ。

2回戦では、1回戦で望月慎太郎(木下グループ/同243位)を6-1、3-6、6-3で破ったトゥと対戦。第1セット、島袋は「(相手の)サーブが良くて、そこだけがすごい苦しかった」とリターンゲームでトゥを崩しきれない。最後にミスが続いて4-6で落としてしまった。

だが、プレー自体は悪くない。第2セット以降は、「打ち勝てる自信があった。徐々にリターンも合い始めて、ストローク戦では怖さはなくいい感覚で試合を進められた」と、フォアハンドでスピード感ある展開を作って主導権を手放さず。6-2、6-2と連取し、「今シーズンを振り返った中でもなかなか良いテニスができた」と逆転勝ちで8強入りを決めた。

今季前半は「テニス自体は悪くなかった」としながらもなかなか勝ち星を積み重ねることできなかった島袋だが、ウィンブルドン以降に調子が上向き。9月上旬の上海で1年5ヵ月ぶりに優勝し、広州で準優勝。その後左足の肉離れもありながらも心身ともに充実している。
今大会を含めた今季残り3大会で、短期的な目標だとするキャリアハイの世界135位を目指す。

準々決勝では第1シードのブ・ユンチャオケテ(中国/同67位)とユーリ・ロディオノフ(オーストリア/同197位)の勝者と対戦する。

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Photo by Tennis Classic